インテルがディエゴ・ゴディンの後釜探しを進めている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は27日、トッテナムのヤン・フェルトンゲンとエラス・ヴェローナのマラシュ・クンブラがターゲットだと伝えた。
インテルは今シーズン限りでゴディンが放出となる見通しで、その後釜探しが始まっている。
フェルトンゲンは、今シーズンでトッテナムとの契約が満了のため、フリーで獲得することができる。もちろん、オリビエ・ジルーのような展開は警戒しなければいけないが、33歳のフェルトンゲンは先日、「あと数年はヨーロッパのトップレベルで戦いたい」と語っていた。そのため、スペインやイタリアの上位クラブへ行くことに前向きだとみられている。ベルギー代表ではロメル・ルカクとチームメート。クリスティアン・エリクセンとは6年半にわたって一緒だったことも、フェルトンゲンにとってはプラスのはずだ。
左利きのフェルトンゲンは、当然ディフェンスラインで貴重な存在になるが、中盤での起用も可能。選手層を厚くする意味でも期待できる。
それと同時に、インテルは20歳のクンブラにも注目している。こちらはナポリが以前から強い関心を示しており、争奪戦はタフなものになりそうだ。それでも、インテルはサルセドやディマルコといった若手をヴェローナに貸し出しており、クラブ間で良い関係を築いていることは明らか。『コッリエレ』はこれがアドバンテージになるとみている。
クンブラの移籍金は2800万～3000万ユーロ程度になる模様。これが実現すれば、ヴェローナのクラブ史上最高額になりそうだ。ただ、インテルは即座にチームに加えるわけではなく、1年間レンタルでヴェローナに残し、より経験を積ませた上で2021年に迎えることを検討しているという。
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