インテルFWラウタロ・マルティネスのバルセロナ移籍について、新たな案が浮上している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は14日、FWアントワーヌ・グリーズマンとのトレードがあり得ると報じた。
インテルはラウタロ・マルティネスに満足しており、ラウタロ・マルティネスもインテルでハッピーだと言われている。しかし、同胞リオネル・メッシからのラブコールは、ラウタロ・マルティネスにとって無視できないものだ。
ラウタロ・マルティネス獲得を目指すバルセロナは、これまでにトレード要員としてアルトゥーロ・ビダル、ネルソン・セメド、アルトゥールの3人を挙げたと伝えられている。
だが、もっと衝撃的なトレードが実現するかもしれない。
『ガゼッタ』によると、ラウタロ・マルティネスとグリーズマンの市場価値はほぼ同じ。昨年夏にアトレティコ・マドリーからバルセロナへ移籍したフランス代表FWは、ピッチの上でメッシと最高のハーモニーを奏でておらず、ファンの信頼をつかみきれていない。そのため、同紙はグリーズマンが空気を変えてリスタートしたいと考えているかもしれないとした。
ただし、仮に両クラブがこのトレードを了承しても、インテルには大きな障壁がある。グリーズマンの給料だ。グリーズマンはアトレティコで2300万ユーロの年俸を受け取っていたが、バルセロナへ移籍するにあたってこれを1700万ユーロまで引き下げることをのんだ。ただ、インテルの最高年俸はロメル・ルカクとクリスティアン・エリクセンの750万ユーロ。グリーズマンが大幅な減俸を受け入れない限り、インテルとの契約はないとみられる。
「コンテは世界で最も優れた監督の一人」
『ガゼッタ』は昨年10月にグリーズマンが発したコメントで記事を締めくくった。