インテルは9日、セリエA第23節のミラン戦で4-2の逆転勝利を収めた。アントニオ・コンテ監督が試合後、『スカイ』にコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
――この試合をどう定義できるか
「もちろん、スペシャルな夜になった。前半はとても苦しんだからね。たぶん、今シーズンこれまでにないほどの困難に陥った。リスクがあったが、我々はうまくバランスをとり、どうやって立て直すかをしっかり理解できたね。選手たちの功績だ。こういった打撃に抵抗していけるということは、成長する準備ができているということだね」
――スクデット
「いま夢見ることについて話すのはまだ時期が早すぎる。我々のキャパシティやポテンシャルが示され、カンピオナート開幕時とは可能性が大きく違う。だから、このサイクルが我々にとって激動となることは避けられない。水曜日にはナポリ戦があり、そのあとには長年成長を続けるラツィオとの試合だ。時間と我慢が必要だが、我々はうまくやっているところだね」
――ハーフタイムで必要だったことは?
「あまり話す必要はなかった。難しい状況では、いつも責任を負わなければいけない。全員が団結することで、この難局を抜け出した。今日の経験は、これから困難に直面したときにも我々の役に立つだろう」
――途中出場となったエリクセン
「ヤングとモーゼスは、何をすべきかを伝える必要がなかった。モーゼスはチェルシー時代に私と一緒だったね。一方でエリクセンはもっと複雑だ。要求すること全てをまずは覚えなければいけない。展開にしてもライン間のポジションどりについてもね。クリスティアンには彼のDNAがある。素晴らしいサッカー脳がある。ただ、このチームの考えに入っていく必要があるんだ」
「ルカクの下で起用したことを否定はしない。ただ、サンチェスを起用した。それは2トップが非常に大事だからだ。それでも彼には素晴らしいサッカー脳があって、このリズムに入ってきている。時間が経てば、より我々にとって重要になれるだろう」
――試合を観戦したロベルト・マンチーニについて
「彼はインテルで多くの勝利を手にした。私も彼のようにインテルで多くのことをしたい。彼は今、代表で素晴らしい仕事をしているね」