インテルのアントニオ・コンテ監督は、前線の滑り込み補強が起こらないと考えている。29日に行われたフィオレンティーナ戦後の会見で語った。『FcInterNews』が伝えている。
インテルはこの冬の移籍市場でクリスティアン・エリクセン、アシュリー・ヤング、ビクター・モーゼスを獲得した。そのほかにロメル・ルカクのサブとなれる代役を見つけようとしていた模様だが、オリビエ・ジルーやフェルナンド・ジョレンテの獲得は白紙になったとみられている。
インテル、ジルー獲得は見送りか。メルテンス獲得に動く?
インテルはチェルシーFWオリビエ・ジルーの獲得を見送る可能性が高まっている。その一方でナポリのドリース・メルンテス獲得を考えているようだ。『FcInterNews』など...
ジュゼッペ・マロッタCEOはフィオレンティーナ戦の前に『Rai』で補強について語っており、「もうほかのオペレーションはないと思う。この時期のメルカートは機会の問題だ」と、1月の動きは終わりだと示唆していた。
コンテ監督は試合後、「エリクセンは中盤のどこでもプレーできる。ただ、最前線はノーだ。トレクァルティスタ、もしくは1.5列目までだ。私は技術な判断をした。何も期待はしていない」と語り、「賢い補強をしたと思う。チームを改善するために、モーゼス、ヤング、エリクセンをターゲットにした」と述べている。
さらに指揮官は「我々のメルカートはよく機能した。だからこそ、ポリターノとラザロには、彼らのプロ意識に感謝したい。しっかりした選手たちだ。だからこそ感謝することが正しいんだ」と、インテルを去った選手たちにも言葉を送った。