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フロレンツィ争奪戦がヒートアップ。インテルにとっては「興味深い」。ヒサイとトレードの可能性も?

 ローマのアレッサンドロ・フロレンツィが、1月の移籍市場で注目を集めている。14日、主要スポーツ紙3紙が取り上げた。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、フロレンツィにはフィオレンティーナ、サンプドリア、ナポリといったクラブがすでにレンタルの可能性を探っている。また、インテルも動向を見守っているようだ。

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 インテルについては、特に『トゥットスポルト』が言及し、「興味深い」としている。アントニオ・コンテ監督は最近、何度も過密日程を嘆いていたが、フロレンツィはその解決策になり得る。複数ポジションをこなせるためだ。同紙はインテルのシステムを[3-5-2]と[3-4-2-1]の2パターンを紹介。前者ではブロゾビッチが務める中盤の底を除いて、中盤の4つのポジションをフロレンツィがこなせると指摘。後者においては、[4]の両サイドと、[2]の右を担当できると指摘した。デ・パウルやクルゼフスキといったターゲットはいるものの、ポリバレントなフロレンツィは有用だとみられている。

 『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、フロレンツィの移籍のために代理人が動き出したことを記し、インテルのポリターノとトレードが可能か、状況を調べているとのこと。ただ、こちらは複雑なようだ。

 ローマはフロレンツィの放出と同時に、冬の補強も画策しており、ナポリのエルセイド・ヒサイに注目している。ただ、デ・ラウレンティス会長は移籍金として2500万ユーロを求めており、こちらも合意とは程遠い状況だ。

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