『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は12日、今シーズンのセリエAで飛躍中の新星と見事な復活を遂げた選手と期待外れの選手を各5人ずつ挙げた。
新星
新星には、パルマの19歳デヤン・クルゼフスキやインテルのステファノ・センシのほか、フィオレンティーナのガエターノ・カストロヴィッリ、ブレッシアのアンドレア・チスタナ、ジェノアのケビン・アグデロの5人が挙がっている。
クルゼフスキはアタランタのプリマヴェーラ出身でパルマにレンタルで加入しているスウェーデン人MF。攻撃的なポジションであればどこでも起用にこなすことができる。(昨季アタランタで3試合に出場しているが、)セリエAの舞台はほぼ初。それにもかかわらず、ここまで2ゴール5アシストを記録している若手だ。
センシは今夏、インテルがミランとの争奪戦を制して獲得したイタリア代表MF。24歳の同選手は、ビッグクラブ初挑戦ながら、シーズン序盤のインテルを支える存在として活躍。最近は負傷の影響で出番のペースが落ちているが、すでにティフォージのハートをつかんでいる。
復活
見事な復活を果たしている選手には、インテルで構想外となってカリアリで活躍しているラジャ・ナインゴランを筆頭に、夏の放出候補だったユヴェントスのゴンサロ・イグアインや夏にフィオレンティーナに加入したフランク・リベリが入った。また、ナポリからカリアリにレンタルされているマルコ・ログは再び存在感を示していることが評価され、エラス・ベローナのミゲル・ベロゾもリストアップされている。
期待外れ
期待外れの選手としては、ミランのエースであるクシシュトフ・ピョンテクが最初に挙がっている。また、昨季は得点王であるサンプドリアのファビオ・クアリアレッラの名前も。『ガゼッタ』は26得点を決めた昨季を繰り返すのは難しいとしながらも、PKでの1点のみは十分ではないとした。ナポリのカリドゥ・クリバリ、ローマのアレッサンドロ・フロレンツィ、インテルのディエゴ・ゴディンも周囲の期待に応えられていないと評価された。