10月10日のパルマ戦が照準、キヴ監督が右サイドに得る新たな矢
インテルは、この夏の新戦力であるジェド・スペンスがデビューの準備を進めているようだ。夏にイングランド出身選手3人の一人としてインテル入りしたスペンスは、クリスティアン・キヴ監督の下でようやく実戦に使える状態に近づきつつある。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の報道を『FcInterNews』が伝えている。
スペンスはアッピアーノ・ジェンティーレで練習の負荷を高めており、カンピオナート再開のタイミングをインテルでの本格始動にふさわしい時期と捉えている。目標として意識されているのは10月10日、インテルがサン・シーロでパルマを迎える一戦だという。
右サイドで待つキヴ監督
キヴ監督はスペンスを右サイドの新たな選択肢と見ている。このポジションは近年、デンゼル・ドゥンフリースが主力として担ってきたポジションだ。スペンスはスピードと背後を突く力、そしてサイド全体を単独で駆け上がれる資質を持ち味とし、キヴ監督にとって先発・途中投入いずれの場面でも新たな選択肢となり得る。
代表ウィークもスペンスにとっては追い風になっている。多くの同僚がアッピアーノを離れる中、自身のコンディション作りと新チームへの適応に集中する時間を確保できたためだ。
パルマ戦がセリエA復帰の舞台に
スペンスにとって、パルマ戦はインテルでの公式戦デビューというだけの意味にとどまらない。2年以上ぶりのセリエA復帰の一戦にもなる。スペンスは2024年序盤にジェノアでプレーした経験を通じてすでにイタリアの舞台を知っている。
レンタル期間中はセリエAで16試合に出場し、ゼロからのスタートではない経験値を積んでいる。イタリアでの最後の出場は2024年5月のジェノア対ボローニャ戦にさかのぼる。パルマ戦に出場すれば、約869日ぶりのセリエA出場だ。
アッピアーノでの調整から新たな選択肢へ
ここ数日、スペンスはインテルの練習施設で最も練習に取り組んでいた選手の一人だった。多くの同僚が各国代表活動に参加する中、個人メニューでの調整を続けてきた。休養日を挟んだ後はグループ練習に合流し、初招集、そして場合によってはデビューへ向けた最終段階に入る。
スペンスの存在は、インテルのサイド攻撃の選択肢を大きく広げる。セリエAとUEFAチャンピオンズリーグを掛け持ちする過密日程の中、ローテーションが不可欠なポジションだけに、パルマ戦はその最初の機会になりそうだ。

