逃げ切りスクデットを狙うインテル
インテルは5日、セリエA第31節でローマと対戦する。クリスティアン・キヴ監督が試合前日会見でチーム状況や最近の話題に言及した。
代表ウィーク明けのチームの状態
「チームは休暇を終えて戻ってきた。残留組は少しの休息を楽しみ、その後の練習ではしっかりと負荷をかけることができた。代表組については、ここ数カ月の激務から一度頭を切り替えることができたはずだ。我々には非常にタフなシーズン最終盤が待ち受けている。ベストを尽くすために、心身ともに競争力を維持し、準備を整えておかなければならない」
ローマへの警戒
「あのグループの強さ、そして短期間で自身のアイデンティティを確立した監督の能力は誰もが知るところだ。残り8試合、常に次の試合が最も重要になる。確信とインテンシティを持って挑まなければならない。ガスペリーニのチームと対戦するのは決して容易ではないが、相手が仕掛けてくるものを受け入れ、この困難な試合を勝ち抜くための勇気と野心を持つ必要がある」
現役時代の経験を踏まえたチームへの助言
「このグループは過去の過ちから学び、それを証明してきた。大事なのは、我々が今日どうあるか、そして困難に直面しても顔を上げて立ち向かってきたという事実だ。バストーニを例に挙げれば、私は彼を松葉杖の状態で送り出したが、3日後には代表のピッチに立っていた。彼らは批判を受け入れながらも、常に責任を背負ってきた。カルチョの世界に感謝の念は少ない。すぐに後ろ指を差され、人間的な価値とは無関係な批判を浴びる。だが彼らは過去から学び、シーズン最終盤に向けてやるべきことを全うする準備ができている」
ラウタロ・マルティネスの復帰とリーグ戦の現状
「私にとって、結果とはマラソンのようなカンピオナートの一部だ。世間は14勝という数字を口にするが、私はここ18試合で14勝3分け1敗という極めて良いリズムを刻んでいる点に注目している。引き分け一つで悲劇のように騒がれるのは、他のチームではなくインテルだからだろう」
「それもカンピオナートのリズムの一部だ。もっと上を望んでいたが、現在首位に立ち、期待に応えられている現状は、これまでに相応しい努力をしてきた結果だ。ラウタロはもちろん、出場機会の少ないルイス・エンヒキやディウフも、我々にとっては不可欠な存在だ。全員が肉体的、精神的に準備を整えておくことが重要になる」
インテル勢への風当たりの強さと「首位への嫉妬」
「それはメディアの皆さんが説明すべきことだ。私が耳にする情報の多くは、私の持つスポーツの価値観とはかけ離れている。例えば、ユヴェントス戦後の騒動のように、インテルが関わるとすぐにメディアによる『公開処刑』が始まる」
「インテルが有利だとなれば社会問題のように騒ぎ立てるが、我々に不利な判定が起きても誰も何も言わなくなる。イタリアでは古くから、首位に立つ者は最も嫌われる運命にある。だが、我々は偉大なクラブを代表しており、素晴らしいティフォージがいる」
「代表の結果をインテルの選手のせいにするのはお門違いだ。5人が招集されたことは我々の誇りであり、彼らはイタリアサッカーのために全力を尽くした。勝敗は時の運だが、彼らは常にプライドを持って職務を遂行している」
フランチェスコ・ピオ・エスポジトがPKのキッカーを務めた責任
「彼に『自分で蹴りたいと言ったのか』と尋ねたら、答えは『イエス』だった。私にはそれで十分だ。あの若さで、あの重要な試合で責任を背負った。その事実だけで評価に値する。PKは外れることもあるし、彼は今後のキャリアでまた外すこともあるだろう。大切なのは、逃げずに立ち向かう勇気だ。それは彼自身にとっても、我々指導陣にとっても、そして代表にとっても良い兆候だ」
審判の割り当てに関する見解
「私のエネルギーは、毎試合ベストな布陣を選ぶために使いたい。皆さんから誰がプレーするか聞かれても、私は常に迷いの中にいるから明確には答えないだろう。そんな私が、審判やVAR、副審のことまで考えている暇はない。それは私の管轄外であり、興味もない。」
マルクス・テュラムの現状とフランス代表での活躍
「最近の会見ではいつも彼の話になる。フランス代表でゴールを決めたことは、ワールドカップを控える彼にとって重要だ。デシャン監督は多くのFWの中から選出するのに苦労するだろうが、マルクスは非常に重要な戦力であることを証明した。我々は彼の価値も、インテルに何をもたらしてくれるかも熟知している。彼自身もそれを自覚しており、ゴールやアシスト、ボールの有無に関わらずチームを助けるためにハードワークしている。日々集中して取り組んでいる彼の姿を頼もしく思っている」
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