インテルの改革は? バレッラも不透明 夢はコネ、パレストラ、スヴィラルか

ローマのFFPが一つのカギに?

インテルは夏に大きな変革のときを迎えるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日、メルカートの動きを予想した。

インテルはクリスティアン・キヴ体制2年目を見据え、各ポジションで進められている刷新計画の現状を整理する。

GK:ゾマーを控えに、夢はスヴィラル

インテルのフロントは、現在正GKを務めるヤン・ゾマーに対し、第2GKという役割を提案する可能性がある。

その上でトップレベルのGKを探しており、第一候補としてグリエルモ・ヴィカーリオやアンドリー・ルニンの名前が挙がっている。

しかし、インテルが真のターゲットとして描く「夢」は、ローマのミレ・スヴィラルだ。

2024/25シーズンにセリエA最高となる約77%のセーブ率を記録した守護神は、今季も絶対的なパフォーマンスを維持している。

ローマがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の制約により主力売却を余儀なくされた場合、インテルが獲得に乗り出すチャンスが浮上する。

センターバック:アカンジを除く守備陣の再編

守備陣において、現時点で残留が確実視されているのはマヌエル・アカンジのみという極めて流動的な状況にある。

アレッサンドロ・バストーニはバルセロナから関心を寄せられており去就が不透明で、ベテランのフランチェスコ・アチェルビ、マッテオ・ダルミアン、ステファン・デ・フライの3選手は契約満了に伴い退団する予定だ。

ヤン・ビセックは残留ベースではあるものの、獲得費用が安かっただけに、大金を用意するクラブがあれば、クラブは財政のために見逃せないだろう。

新たな補強ターゲットとしては、タリク・ムハレモビッチ(サッスオーロ)、ホエル・オルドニェス(クラブ・ブルッヘ)、ウマル・ソレ(ウディネーゼ)がリストアップされている。

ウイングバック:理想はパレストラ

ウイングバックの補強において、理想の存在とされるのがマルコ・パレストラだ。右サイドではルイス・エンヒキに放出の噂があり、デンゼル・ドゥンフリースには契約解除条項が存在するため、陣容が様変わりする可能性がある。

左サイドではフェデリコ・ディマルコが不動の地位を築く一方、カルロス・アウグストとの契約延長交渉は難航している。出場機会を求めるカルロス・アウグストにはローマが関心を示しており、サイドの構成も予断を許さない。

MF:コネ獲得への鍵を握るバレッラとフラッテージ

中盤ではペタル・スチッチとピオトル・ジエリンスキの残留が濃厚とされるが、ヘンリク・ムヒタリャンの退団はほぼ確実だ。

また、象徴的存在であるニコロ・バレッラについても、適正なオファーが届けば放出を検討するという不安定な状況に置かれている。

補強の本命は、昨夏も獲得を試みたローマのマヌ・コネである。

4000万〜5000万ユーロと見積もられる高額な移籍金がネックとなるが、ダヴィデ・フラッテージを譲渡案に組み込むことで、交渉を有利に進める狙いがある。

さらに、前述のカルロス・アウグストの取引を絡める可能性も浮上している。ローマは6月末までに資金を捻出する必要があるため、「6月にコネを売却し、7月にカルロス・アウグストを獲得する」という会計上の利害が一致すれば、両クラブ間の交渉が一気に加速するだろう。

FW:テュラムの去就と攻撃陣の構成

攻撃陣では、マルクス・テュラムの動向が焦点となっている。彼には8500万ユーロの契約解除条項が設定されており、その行使を含めた市場の動きが注目される。

一方で、ラウタロ・マルティネスとフランチェスコ・ピオ・エスポジトは来季も構想の軸となる。アンジェ=ヨアン・ボニーについては、2026年に入り得点ペースは落ちているものの、バックアップとして十分な成果を残しているとの評価だ。

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