ウェールズ代表の敗退を喜んだアッズーリ
イタリア代表は31日、2026FIFAワールドカップ(W杯)出場権を懸けた欧州予選プレーオフ決勝で、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦することが決まった。この試合に向けて、ボスニア・ヘルツェゴビナ側にはさらなるモチベーションが生まれているのかもしれない。
準決勝2試合は同時刻キックオフだったが、ボスニア・ヘルツェゴビナ対ウェールズは延長戦の末PKで決着となり、イタリアは先に試合を終えていた。
イタリア陣営がスタジアム内でこの試合の行方を見守る様子は、『Rai』によって映し出されていた。ボスニア・ヘルツェゴビナが勝ち上がりを決めた瞬間、アッズーリのメンバーは一様に喜びを露わにする。特にフェデリコ・ディマルコは両手で力強くガッツポーズを作り、ボスニア・ヘルツェゴビナの勝利を歓迎する素振りを見せた。
これに反応したのが、Bosnian FootballというXアカウントで「イタリアのリスペクトの欠如と傲慢さを見てみろ。オレたちが勝って祝いだしたぞ。ゼニツァ(プレーオフ決勝の開催地)で覚えてろよ」と投稿。この投稿は瞬く間に拡散され、大きな反響を呼んでいる。
一方で、ディマルコらが見せた歓喜の真意については、冷静な分析を試みる声も少なくない。SNSのコメント欄には、以下のような推測が並んでいる。
「ウェールズは遠いし、気候も食事も良くなからね」
「ボスニアはイタリアとつながりが深いから、単純に戦いたかったんでしょ」
「ディマルコやフランチェスコ・ピオ・エスポジトは、エディン・ジェコと特別な絆があるからだよ」
敵地ゼニツァに待ち受ける熱狂
ディマルコをはじめとするイタリア代表選手たちの真意がどこにあるかは、現時点では定かではない。しかし、この一連の動きがボスニア・ヘルツェゴビナ側に「侮辱された」という口実を与えてしまった事実は否めないだろう。
一部のボスニア・ヘルツェゴビナサポーターが、敵意をむき出しに臨んでくることは覚悟しなければいけないかもしれない。
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