アルバロ・レコバが50歳に。モラッティ氏が回想「私が愛したカルチョそのもの」

レコバ愛が止まらないインテル元会長

3月17日、アルバロ・レコバが50歳の誕生日を迎えた。『コッリエレ・デッラ・セーラ』は「エル・チーノ」を祝う特集を組み、ハビエル・サネッティやクリスティアン・ヴィエリら元チームメートも祝福のコメントを寄せている。

なかでも、レコバと特別な絆で結ばれていた当時のインテル会長、マッシモ・モラッティ氏の言葉には深い慈しみが込められていた。

「ピッチの上で、彼は私が愛するサッカーのすべてを体現していた」

モラッティ氏は、かつての愛弟子を次のように振り返る。

「少しおサボりなところはあったかもしれないが、才能にあふれ、驚きに満ち、天才的で、観る者を楽しませてくれる選手だった。彼は信じられないようなゴールを決め、子どもたちは彼と共に夢を見ることができた。私の会長時代における最高の思い出の一つだ」

さらにモラッティ氏は、レコバの人格面についても言及した。

「素晴らしく、礼儀正しく、非常に誠実で、立派な青年だった。彼はいつも私に『会長、給料をもらいすぎですよ。僕にはその価値がありません……』と言っていた」

「彼が監督になる決断をしたことに驚きはない。知的で勘が鋭く、当時から同僚たちよりも成熟していた。サッカー面でも人間面でも完成されている。指揮官としても愛される存在になるだろう」

ヴェネツィアへのレンタルは「私が説得した」

また、モラッティ氏はレコバがヴェネツィアへレンタル移籍していた時期についても語っている。

「ヴェネツィアへ行くよう説得したのは私だった。当時のインテルでは出場機会が少なかったが、私は彼のプレーが見たかった。彼のプレーは、あらゆるサッカーファンの『目の保養』だったからだ」

モラッティ氏が追い求めたのは、ファンを幸せにするための「美しさ」だった。当時のインテルの選手層がいかに常軌を逸していたか、彼は一つのエピソードを明かしている。

「ある夜のレアル・マドリー戦では、ベンチにはロベルト・バッジョ、ジョルカエフ、ピルロ、ヴェントラが座っていた。スタメンはロナウドとサモラーノのコンビで、レコバにいたってはベンチ外だった。ベンチメンバーがスタメンよりも強いのではないか、そう思える試合さえあったね」

アルバロ・レコバ、インテルでのトップゴール

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