インテルは審判団に抗議、VAR担当は2023年に審判から除名経験

「バストーニ騒動」以降から敵対的な雰囲気が漂う…?

インテルは14日に行われたセリエA第29節アタランタ戦の結果を受け、試合後に審判団に対して正式な抗議を行った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

議論を呼ぶ2つの判定

試合は終盤に動いた。82分、デンゼル・ドゥンフリースがバランスを崩した隙に失点したが、その際カマルディーン・スレマナの手が背中に触れていた。さらに88分には、ペナルティーエリア内でダヴィデ・フラッテージがジョルジョ・スカルヴィーニに蹴られたものの、ファウルは宣告されなかった。

試合後にインテルはかん口令を敷く一方、ジュゼッペ・マロッタ会長とピエロ・アウジリオSDが審判団へ説明を求めた。両名は冷静な態度を保ち、審判委員会の代表アンドレア・ジェルヴァゾーニを交えて対話の場を持ったという。

VAR運用の不透明さと過去の基準

ジャンルカ・マンガニエッロ主審は、アタランタの同点弾のシーンについて、自信を持っている。「見えたのはごく軽いプッシングだけで、足は交差していなかった」と説明したという。

ただ、インテル側はその割にはVARチェックが長すぎたことや、フラッテージの件ではVARチェックが極端に短かったことを指摘している。

また、2024年1月のエラス・ヴェローナ戦では、マッテオ・ダルミアンが同様の状況でファウルを取られ相手にPKが与えられた前例がある。

その上で、ユヴェントス戦のアレッサンドロ・バストーニ騒動以降、インテルに対する敵対的な雰囲気が高まっていることに懸念を示した。

VAR担当ガリーリオの経歴

さらにもう一つのテーマとなっているのが、この試合でVAR審判を担当したマッテオ・ガリーリオの経歴だ。

あまり聞き覚えのない審判であるのも無理はない。

ガリーリオは2013年にセリエDで審判キャリアをスタートさせ、2020年にイタリア審判委員会に登録された。しかし、実績を重ねる前の2023年、正当な理由によってイタリア審判連盟から除名処分を受けている。

事実上の「審判失格」となった人物がVAR担当としてトップリーグの職務に就いている現状に対し、選任プロセスそのものを疑問視する声が上がっている。

ダルミアンはファウルを取られたのに…(2024年1月インテル対ヴェローナ)

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