ミラノダービーの敗北を認めるも、アッレグリへの評価は変わらず
8日に行われたセリエA第28節、ミラン対インテルのミラノダービーは、1−0でミランが勝利した。アントニオ・カッサーノは『コッリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューで大一番を振り返りつつ、イタリアサッカー界全体にも言及した。
ルカ・モドリッチの偉大さとダービーの質の低下
「モドリッチが歴史に名を残す偉大な選手の一人だってことは大前提だけど、それにしてもあのダービーは酷すぎたな。動きは遅いし、リズムもなければクオリティもありゃしない。オレはこれを何年も言い続けている。その言い方が悪いんだろうけど」
カルチョ全体の質の低下とアッレグリのスタイル
「なぜここまでカルチョの質が落ちたのかって? それはイタリアだけで起きている現象だ。いまだにアッレグリの後を追いかけてるからだ。まあ、あのダービーに関しては彼が勝つにふさわしかったのは確かだけどさ」
「オレたちイタリアの哲学は『しっかり守って、前で何かが起きるのを祈る』っていう代物だ。そんなのはもう15年も前に終わった遺物なんだ」
シモーネ・インザーギ体制に対する評価
「インザーギの昨季が失敗だったか? オレに言わせれば、インザーギが率いた4年間すべてが物足りない。インテルはずっと最強チームだったはずなのに、スクデットをたった1回しか獲れなかった」
クリスティアン・キヴ監督の手腕と来季への期待
「キヴは期待以上の成果を出してるよ。アヤックスの哲学を継承してるし、来季はディフェンスを4枚にしてインテルを改革してくれると確信している」
「ただ、大幅な再構築が必要になるだろうな。中盤は2人必要だ。チャルハノールはトルコに行くだろうし、バレッラは走るのもいっぱいいっぱいに見えるからな」
「4-2-3-1をやる上での問題は、とにかく金がかかる強力なサイドアタッカーと、ロボツカみたいな底で構えられるMFが必要ってことだ。ロボツカはスパレッティのところに行くんじゃないかとオレは見ているけどね」
FIFAワールドカップ出場権獲得を目指すイタリア代表の現状と、中盤・前線の問題点
「ヴェッラッティの招集は間違いなくリスクだ。でもバレッラやトナーリは一度もリーダーになったことがないし、ロカテッリに至ってはオレの中では論外だ。それなら40%の状態のヴェッラッティの方がまだマシだよ」
「それに攻撃陣にも問題がある。フランチェスコ・ピオ・エスポジト? すごく良い奴だし、謙虚で働き者だ。でも昨季までセリエBにいた若手で、今いきなりスタメンで出ればプレッシャーも感じるだろう。ヴィエリと比較したりして、彼の肩に重荷を背負わせすぎるのはやめてやれって思うね」
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