パッラディーノ「魔法の夜、誇りを持って戦い抜く」 UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16 展望
苦境の中での大一番
アタランタは10日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16第1戦でバイエルン・ミュンヘンをホームに迎える。
現在のチーム状況は決して芳しくない。CL決勝トーナメント進出プレーオフでドルトムントを破る快挙を成し遂げたものの、その後は公式戦3試合で白星から遠ざかっている。セリエAではサッスオーロに敗れ、コッパ・イタリア準決勝第1戦のラツィオ戦、直近のセリエA第28節ウディネーゼ戦はいずれもドローに終わった。
しかし、クラブ史上初となるバイエルンとの対戦を前に、ベルガモの熱気は最高潮に達している。
主力を欠く陣容と過密日程の懸念
バイエルンとの大一番を前に、ラファエレ・パッラディーノ監督は厳しい選手層でのやりくりを強いられる。
エデルソン、ジャコモ・ラスパドーリ、シャルル・デ・ケテラールの3名が負傷により欠場。さらに守備の要であるジョルジョ・スカルヴィーニが出場停止でプレーできない。スカルヴィーニは9日の練習には参加したものの、この試合での起用は不可能だ。
また、バイエルンとの第2戦までの間には、カンピオナートでインテルとの対戦も控えている。負傷者を抱える中、パッラディーノがいかに疲労を管理し、この連戦を乗り切るかに注目が集まる。
「メンタリティーが重要」指揮官の決意
パッラディーノ監督は前日会見で、この試合の重みを次のように語った。
「我々にとって歴史的な一夜になる。これまでの幾千万におよぶ犠牲を経て、この魔法の夜を迎える。ベスト16でこれほどの強豪と戦えることは夢のようだ。最高のティフォージの前で、この舞台で戦えることを誇りに思いながら戦い抜く」
チーム状況については「残念ながら、明日までに復帰できる選手はいない」と主力の欠場を認めた。一方で「インテル戦までに誰かが戻ればとは思っている」と、次戦以降の復帰に含みを持たせている。
注目される前線の構成について、前節ウディネーゼ戦で見せたジャンルカ・スカマッカとニコラ・クルストビッチの共存の可能性を問われると、指揮官はこう述べた。
「私が数字の上でのフォーメーションにこだわらないことはご存じだろう。大事なのはシステムではなく、メンタリティーだ」
具体的なメンバー選考への言及は避けたものの、強者バイエルンに対し、小細工なしの精神力で挑む構えを強調した。
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