バストーニ、敵地でブーイングの洗礼 累積警告で次節欠場も、痛手とは限らない?

ユヴェントス戦の騒動が尾を引く

21日に行われたセリエA第26節のレッチェ対インテルでも、アレッサンドロ・バストーニに注目が集まった。

前節ユヴェントス戦でのシミュレーション疑惑以来、イタリア全土の議論の的となっているアレッサンドロ・バストーニ。敵地ヴィア・デル・マーレに足を踏み入れた彼を待っていたのは、レッチェ・サポーターによる凄まじいブーイングだった。

アシスタントコーチのアレクサンドル・コラロフは、メインスタンドに向けて、ブーイングをやめるように呼びかけた。また、クリスティアン・キヴ監督はバストーニに声をかけ、落ち着いてプレーするよう助言した。

精神的なプレッシャーがかかる中、バストーニは目立ったミスなく87分までプレーしたが、試合終盤に痛恨のイエローカードを受けた。これにより累積警告で次節ジェノア戦の出場停止が確定した。

ただし、見方によっては、レッチェ戦で警告を受けたのは決して痛手とはいえない。ジェノア戦で「リセット」となることで、3月8日頃の大一番「ミラノダービー」を累積リーチのない状態で迎えることが可能になったからだ。

「このタイミングでやるべきではない」

一方で、この試合でも起きた「演技」にレジェンドが噛み付いた。10分、インテルのデ・フライが警告を受けたシーンで、接触したレッチェFWワリド・シェディーラが大袈裟に顔を押さえて転倒。これに対し、元イタリア代表のアルド・セレーナがSNSで憤りを爆発させた。

「どんな時でも見苦しいが、インテル対ユヴェントスの騒動が起きた直後のこのタイミングで、よくあんな芝居ができるものだ」

バストーニの事件をきっかけに、改めてカルチョ界の「シミュレーションへの自浄作用」が問われ始めているが、悪癖は簡単には直らない。

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