スパレッティは支持「クラブは正しく動いた」
21日に行われるセリエA第26節コモ戦を前に、ユヴェントスに苦い決定が下された。前節インテルとのイタリアダービーで退場処分を受けたピエール・カルルについて、クラブが求めていた出場停止処分の取り消しが棄却された。
カルルの退場シーンは、アレッサンドロ・バストーニの「演技」による誤審であるとの見方が各方面から噴出しており、ユヴェントス側は「不当なジャッジによる不利益」を訴えていた。
しかし、レーガ・セリエAは20日、「控訴を棄却し、1試合の出場停止を確定する」と公式発表。これにより、カルルのコモ戦欠場が確定した。
同日の会見でこの件について問われたルチアーノ・スパレッティ監督は、「当然の措置だった。明白な不当なジャッジに対するクラブの要請だ。クラブは正しく動いた」と述べた。
処分撤回の前例
通常、審判の判断ミスを理由とした処分撤回は極めて困難だが、2023年には前例があった。
同年4月のコッパ・イタリアで、当時インテルのロメル・ルカクが後半アディショナルタイムにPKを決めた際にユヴェントスファンをあおるジェスチャーを見せたことで2度目の警告を受けて退場となった。
ルカクはこのとき、人種差別チャントを受けていたとして、その後インテルが上訴。この訴えは棄却されたものの、その後イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長(当時)が最終決定を覆し、例外的に処分取り消しとなった。
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