ラノッキア、バストーニを全力で擁護 キヴの発言にも理解を示す

ユヴェントス戦の騒動をフォローするインテル元主将

インテルの元主将であるアンドレア・ラノッキアが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、論争の渦中にいるアレッサンドロ・バストーニを擁護した。

14日に行われたセリエA第25節のインテル対ユヴェントスは、判定をめぐる話題が続いている。シミュレーションでピエール・カルルの退場を誘発したバストーニには、批判が相次いでいるところだ。

ラノッキアは、バストーニを全力で擁護。さらに、試合後のインタビューでバストーニを擁護したクリスティアン・キヴ監督の発言もフォローした。

「騒ぎが大きすぎる。アレッサンドロのような青年が受けるべきではない、メディアによる過剰なバッシングだ。彼は決して常習的なシミュレーターではない。今回のケースについて、彼が間違っていた可能性は否定しないが、それに対する世間の評価はあまりに過剰だ」

ラノッキア氏は、ピッチ上で極限の緊張感の中で戦う選手の心理を代弁する。

「常にフェアプレーを信条としてきた選手に対し、受け入れがたい吊るし上げが行われている。ピッチ上で状況を自分たちに有利に運ぼうとする駆け引きは、多かれ少なかれ存在する。私はシミュレーションを擁護するつもりはないし、罰せられるべきだとも思う。だが、今回は実際に微かな接触があったのも事実だ。仲間の選手を故意に傷つけようとする行為に比べれば、これほど叩かれるべきことなのだろうか」

また、退場判定直後のバストーニの「ガッツポーズ」が火に油を注いだ点についても、ラノッキア氏は理解を示す。

「ダービーという特殊な環境下で、アドレナリンが爆発すれば感情を抑えられないこともある。後で後悔するような振る舞いをしてしまうのは、人間なら誰しもあることだ。彼は『相手を騙してやった』と喜んだのではなく、勝利に近づいたという純粋な本能に突き動かされただけのはずだ」

さらに、試合前後の発言に矛盾が生じたキヴ監督についても、元主将は擁護の姿勢を崩さない。

「クリスティアンは指揮官だ。不当な扱いを受けている自分の選手を守らなければならない立場にある。彼は言葉の端々で、あの判定が妥当ではなかったことを示唆していた。だが、公の場でこれ以上自分の選手を追い込むような発言ができるわけがない。監督としての職務を全うしたまでだ」

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