まさかの2失点から6得点で大勝 MOMは“ゲームチェンジャー”【インテル採点&ハイライト】

ピサ戦の高評価と低評価は?

インテルは23日に行われたセリエA第22節でピサと対戦し、サン・シーロで6−2の逆転勝利を収めた。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。

試合展開

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアーセナル戦とボルシア・ドルトムント戦の間のカンピオナートで一部メンバーを入れ替えたインテルは、厳しい立ち上がりとなった。

11分、ヘンリク・ムヒタリャンの浮き球のバックパスをペナルティーエリア外で受けたヤン・ゾマーの処理がもたつき、ピオトル・ジエリンスキへのパスがズレると、ステファノ・モレオにダイレクトで無人のゴールにループシュートを決められた。さらに23分にもCKからモレオに追加点を許し、インテルはいきなり2点のビハインドを背負った。

内容も冴えないインテルは34分にフェデリコ・ディマルコを投入すると、これで流れを変える。

39分、ディマルコのシュートがGKに弾かれたこぼれ球をジエリンスキがシュート。これが相手のハンドを誘ってPKを獲得し、ジエリンスキが決めた。41分にはディマルコのクロスにラウタロ・マルティネスが頭で飛び込んで同点とすると、アディショナルタイムにはアレッサンドロ・バストーニのクロスにフランチェスコ・ピオ・エスポジトがニアで合わせ、逆転に成功して折り返す。

後半は前半と打って変わってスコアが動かなくなったが、82分、マルクス・テュラムの浮き球のパスにディマルコがダイレクトボレーで合わせて決定的な4点目が入ると、アンジェ=ヨアン・ボニー、ムヒタリャンも続き、6−2の大勝に終わった。

インテルの主な採点

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:7 – 試合序盤はやや精彩を欠き、ボールへの反応も鈍く、警告も受けた。しかし徐々に試合に入り、ディマルコのクロスに頭で合わせて同点弾を奪取。さらにピオ・エスポジトの逆転ゴールの起点にもも。後半にも好機をつくるなど、カピターノらしい働きを見せた。
SportMediaset:7 – 疲労が見えた前半はパフォーマンスが低調だったが、40分に訪れたチャンスで同点ゴールを叩き込み、今季12得点目。後半には惜しいアシスト未遂もあり、調子を取り戻した。

フランチェスコ・ピオ・エスポジト

FcInterNews:7 – 序盤から相手DFと激しく競り合い、スペースを切り開く献身的な動きを見せた。前半終了間際には頭で逆転弾を記録。ゴール後には新たなチャントがスタジアムに響くほどの存在感を放った。
SportMediaset:7 – セットプレーの守備でミスがあったが、以降は圧巻のパフォーマンス。3-2となる勝ち越しゴールを頭で決め、その後も追加点に迫る場面を演出した。交代には疑問も残るほどのパフォーマンス。

ピオトル・ジエリンスキ

FcInterNews:7 – チームの中盤を一手に担い、攻守にわたってフル稼働。リズムをつくり、ビルドアップと攻撃の推進役を兼任。PKを獲得しただけでなく、自ら冷静に決めて試合をインテル側に引き戻した。
SportMediaset:6.5 – チャルハノール不在時の代役として完全にフィット。チームが苦しい時間帯でも中盤を掌握し、PKで1点差に詰め寄った。VARの長いチェックを経て決めたその一撃は冷静そのものだった。

ルイス・エンヒキ

FcInterNews:5 – 試合前のインタビューでキヴ監督から苦言を呈された(※「今のところ彼について言うことがあるとすればラスト20メートルだけ」と発言)が、それが現実となった。決定的な場面で何も残せず、ミラノでの最低パフォーマンスとなり、前半途中で交代となった。
SportMediaset:4.5 – ここ数週間の成長をすべて帳消しにするような内容。チームとの連係は皆無で、パスミスを繰り返し、右サイドの機能不全を招いた。前半30分で交代を命じられる結果に。

フェデリコ・ディマルコ

FcInterNews:8 – 34分に途中出場すると、すぐにシュートを放ち、さらにPK獲得の起点に。自らの左足で同点ゴールを叩き込み、後半には決定機を阻まれるも、最後は技ありのボレーで試合を締めくくった。インテルに流れを呼び込んだ”ゲームチェンジャー”。
SportMediaset:7.5 – 入った瞬間から試合を支配し、2アシストと1ゴールの大活躍。サイドを完全に掌握し、攻撃に厚みを加えた。まさに試合を決める存在だった。

ヤン・ゾマー

FcInterNews:5 – モレオへの「アシスト」とも言えるミスを犯した。ムヒタリャンからの処理しづらいボールだったとはいえ、自身の単純なパスミスで事態を悪化させた。さらに、モレオのヘディングシュートによる2点目にも全く対応できなかった。信頼できない。
SportMediaset:4 – バルサ戦での輝きはどこへやら。モレオの先制弾の場面では不用意なビルドアップからピンチを招き、2点目でもポジショニングの悪さが露呈。今季の低調を象徴する出来だった。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:6.5 – 流れを悪くしていたルイス・エンヒキを下げるという判断を下したことで、自らを修正する賢さを見せた。特にチームが2点ビハインドという状況だったため、この判断はより重要だった。代わりに投入したディマルコがすぐに結果を生み、15分間で3ゴールを奪って逆転、後半にはそれが圧勝へとつながった。

ただし、今夜もまたゾマーを起用し続けている点にはいつも通りの疑問が残る。今夜も彼は大きなミスを犯してしまった。

インテル対ピサ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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