2026年好発進
インテルは4日、セリエA第18節でボローニャと対戦し、3−1で勝利を収めた。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。
主将ラウタロがけん引
開始直後からインテルが主導権を握る。37分にマルクス・テュラムのヒールパスからラウタロ・マルティネスが前を向くと、ペナルティーエリア手前で横パスを出し、ピオトル・ジエリンスキがダイレクトで決めて先制に成功。前半はこの1ゴールのみだったものの、相手GKフェデリコ・ラヴァーリアが好守を連発していたためであり、ほぼ一方的な展開だった。
後半の立ち上がりにハカン・チャルハノールのCKからラウタロ・マルティネスがヘディングで決め、インテルのリードは2点に。74分にはフェデリコ・ディマルコのCKをマルクス・テュラムが肩で押し込み、3−0とした。
その後、クリスティアン・キヴ監督はインテルU23でプレーする19歳のマッテオ・ラヴェッリにトップチームデビューの機会を与えるなど、余裕を持った采配を見せる。
ラヴェッリ投入直後のセットプレーでボローニャに1点を返されたインテルだが、内容的には終始主導権を握り、完勝と呼ぶにふさわしいパフォーマンスで2026年白星スタートを飾った。
インテルの主な採点
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:7.5 – いつも通りの万能ぶり。チャンスをつくり、自らもシュートし、闘志を見せ、ファウルを受け、プレッシャーをかけ、チームをけん引。すべてのプレーにおいて主導権を握り、どんな場面でもリーダーとして振る舞った。どんなボールも諦めず、味方の動きを見逃さずにパスを出し、裏のスペースへも積極的に走り込んだ。そして、最も重要な瞬間にゴールを決め、得点王としての実力を証明した。
SportMediaset:7.5 – 試合をまるで10番のように組み立て、テュラムの前で縦に動くことで技術を最大限に生かし、相手の守備を混乱させた。1点目のジエリンスキのゴールをアシストし、後半の頭には真のストライカーらしいヘディングで追加点を決めた。
マルクス・テュラム
FcInterNews:7 – 内容にムラはあるものの、パワーとスピードでルクミとの激しいバトルを繰り広げた。ジエリンスキの先制点につながるヒールパスは見事。後半はルクミの交代もありプレーが楽になった。フィジカルコンディションは完璧ではないが、細かいプレーでの貢献が多く、運も味方した。
SportMediaset:6.5 – 序盤は集中力に欠け、ラウタロの絶妙なアシストからの決定機を外してしまう場面も。その後、ヒールパスで1点目に絡み、肉弾戦で存在感を発揮。試合終盤には体を張って得点を決めた。
ピオトル・ジエリンスキ
FcInterNews:7 – 現在、インテルで最も好調な中盤の選手の一人。アタランタ戦に続き、今回も自信に満ちたプレーを披露した。ボールの有無に関係なく相手をけん制し、守備面でも貢献。さらに、美しい連係から左足で豪快にネットを揺らし、試合を動かした。
SportMediaset:7 – 戦術理解の高さが光り、不安視されたポジションを完全にこなしている。ラウタロのアシストを受けて絶妙なタイミングでエリアに飛び込み、見事なゴールを決めた。
マヌエル・アカンジ
FcInterNews:6.5 – 後半序盤に一度ミスがあったものの、全体的には安定した守備とビルドアップで存在感を発揮。カストロやオドゴールに的確に対応し、パスコースの提供でも貢献。高い位置まで顔を出す場面も見られた。
SportMediaset:7 – なぜキヴ監督が彼を外さないのか、その理由がはっきりと分かる90分。常に安定した守備対応と、どんな場面でも安心感を与えるプレーが光った。
ヤン・ゾマー
FcInterNews:6 – カストロの至近距離からのゴールにはやや不格好な対応となったが、それ以外は落ち着いて足元のプレーを中心に貢献。前半のオドゴールのヘディングが唯一の大きなピンチで、それ以外は問題なし。
SportMediaset:5.5 – 相手の決定力不足と味方の守備により、本来ならば静かな夜になるはずだった。それでも、カストロの抜け出しからの失点場面では、もう少し注意を払うべきだったかもしれない。
クリスティアン・キヴ監督
FcInterNews:7 – スーペルコッパ準決勝で敗れたイタリアーノ監督に対し、今回は内容で圧倒してリベンジを果たした。アタランタ戦と同じ11人を起用し、その決断が大きな成果を生む。ジエリンスキの好調を引き出したのも彼の功績だ。
SportMediaset:7 – 前回の敗戦からしっかり学び、今回も重要な一戦を制した。ナポリ戦を前に自信を持たせる内容で、チームの主導権を終始握り続けた。

