スタンコビッチ復帰? コッキ昇格も視野に?
インテルのダヴィデ・フラッテージは、1月の去就が注目されている。これまでユヴェントスなどへの移籍が話題になっていたが、『スポルトメディアセット』が27日に報じたところによると、トルコへ渡る可能性も浮上した。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]フラッテージはユヴェントスのルチアーノ・スパレッティ監督が高く評価している。ただ、インテルの要求額とは隔たりがあるため、実現は難しいとされる。
一方で、トルコからはフェネルバフチェが強い関心を示しており、買い取りを前提としたレンタルでの取引に前向きだという。
そのほかにローマやナポリがフラッテージの動向を追っており、今後の動向から目が離せない。
インテルの要求額と、その使い道
インテルはフラッテージの移籍金を3000万〜3500万ユーロに設定しているとされる。取引が成立すれば、1月のマーケットでインテルが大きく動く可能性も出てくる。
まず、補強ポイントとして挙がるのが右サイドだ。
アタランタからカリアリにレンタル中のマルコ・パレストラを獲得するのではないかと言われている。アタランタの評価額は4000万ユーロと高額だが、フラッテージ放出で大金を得られるのであれば、十分に可能とみられる。
右サイドの補強には、ラウル・ベッラノーヴァ、ラフィク・ベルガリ、ブルック・ノートン=カフィーらの名前も挙がっている。
ただ、同メディアによれば、パレストラ以外の候補は決定打に欠けるというのがインテル内部の評価で、是が非でも獲得したいというスタンスではないとのこと。パレストラの獲得が難しいのであれば、インテルU23からマッテオ・コッキを昇格させることも視野に入れている。
なお、フラッテージを失うことになった場合は、中盤の人数に不安があるが、こちらはクラブ・ブルッヘからアレクサンダル・スタンコビッチを買い戻すことで対処する可能性があると伝えられた。

