フラッテージは遅かれ早かれインテルを去る? ユヴェントスは興味示すも…

ケフラン・テュラムとのトレードは不可能、カンビアーゾも望み薄

インテルのダヴィデ・フラッテージは、1月のメルカートで移籍するのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が23日、現状を伝えた。

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フラッテージはクリスティアン・キヴ監督の就任により、シモーネ・インザーギ前監督時よりも出場機会が増えると予想されていた。

しかし、夏にヘルニアの手術を受けると、復帰を急いだことが影響し、回復が遅れた。ただ、それを加味しても現状の出番は少ない。

フラッテージが特に失望したのは、スーペルコッパ・イタリアーナ準決勝のボローニャ戦だったという。

このボローニャ戦でインテルはターンオーバー気味のスターティングメンバーだったが、インサイドハーフにはいつもどおりニコロ・バレッラが選ばれ、フラッテージはベンチスタートだった。

このような状況にユヴェントスが注目している。特に、イタリア代表でフラッテージの良さを引き出したルチアーノ・スパレッティ監督は獲得を熱望しているとされる。

ただ、インテルはフラッテージの移籍金を3000万〜3500万ユーロに設定しており、値引きに応じるつもりはない。さらに、ユヴェントスのような直接的なライバルの補強を手助けするつもりもないため、交渉が本格化する気配はない。

唯一、具体的な関心を示しているのがトルコのフェネルバフチェだというが、こちらはフラッテージが興味を持っていないという。

インテルは、ユヴェントスからケフラン・テュラムを獲得できるのであれば交渉に応じる可能性があるものの、こちらはユヴェントスが早々と断った。また、デンゼル・ドゥンフリースの代役としてアンドレア・カンビアーゾもカードの一つと見なされているが、こちらも実現の可能性は低いという。

それでも、現状が続くのであれば、フラッテージは遅かれ早かれインテルを離れるだろうと『ガゼッタ』は伝えた。いつ、どこに、いくらで移籍することになるのか。フラッテージの去就はしばらく注目を集めることになりそうだ。

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