速攻型のチームであることが影響か
ミランは14日に行われたセリエA第15節でサッスオーロと引き分けた。
現在2位のミランだが、戦力で劣るチームとの対戦では、勝ち点を取りこぼす試合が目立っている。
インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミは、これが精神だけの問題ではなく、戦術的な側面にも起因していると指摘。『スカイ』の番組で次のように語った。
「私に言わせれば、問題はチームの構成にあると思う。スピードに優れたアタッカーはそろっているが、ペナルティエリア内のスペースに効果的に入れていない」
「そもそも、相手陣内で試合を進めることに慣れているチームではない。そうなると、こういうことが思い浮かぶ。チームの組み方そのものに問題があるのではないかと、ね」
ライバルで首位を走るインテルは、ビッグクラブ相手に結果を出せていないことが問題視されている。現在抱えるそれぞれの課題を早急に克服できるかが、スクデット争いの行方を左右しそうだ。
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