バストーニの軽率な対応も指摘
9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6戦で、インテルはリヴァプールに敗れた。試合終盤の判定をめぐる議論には、マッシモ・アンブロジーニも意見を述べている。
インテルは0−0で迎えた終盤、アレッサンドロ・バストーニが自陣ペナルティーエリア内でフロリアン・ヴィルツのユニフォームを引っ張り、オンフィールドレビューの末にPKとなった。これをソボスライ・ドミニクに決められ、第5戦のアトレティコ・マドリー戦と同様、終了間際の失点で敗れる結果となった。
イタリアではPKに値しない軽度なものだという見方が多いが、ミランの元主将は『クロナケ・ディ・スポリアトーイオ』で次のように語った。
「あれでPKはさすがにない。ヴィルツはファウルを大げさに見せて審判を欺いた」
「とはいえ、バストーニも軽率だ。あんなことをしてはいけない。不用意すぎる」
「インテルは良い気分ではないだろう。後半アディショナルタイムで2回目の敗戦だしね。CLの順位という意味では、この2試合で引き分けだったら大きく違った」
「負けていなかったら、日曜のカンピオナート(ジェノア戦)にも違う気持ちで臨めただろう。インテルは自分たちが強いこと、リヴァプールと正面から渡り合えることを分かっている。だからこそ選手たちは怒っているんだ」
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