判定に不満も冷静なキヴ「理不尽にどう向き合うかを学ぶ機会」

リヴァプール戦の敗北を受け入れるインテル指揮官

インテルは9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6戦でリヴァプールをホームに迎え、0−1で敗れた。クリスティアン・キヴ監督が試合後の会見と『スカイ』でコメントを残している。

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【インテル採点】リヴァプール戦で奮闘したのは?

試合を振り返って

「入りはエネルギーが足りなかった。そのあと、相手を苦しめる糸口は見つけたが、決定的な場面での2つの交代が響いた。エネルギーが必要なタイミングで、もう残っていなかった。我々は戦い、最善を尽くし、勇気を持って試合に臨んだが、もっと冷静さが必要だった。(前半の)2つの交代が試合の流れを左右したところもあった」

PK判定をどう見ているか?

「判定にはあまりコメントしないようにしている。私は指導の観点から、こういう試合で何を伝えるべきかを重視している」

「私の見解では、主審がピッチ上でPKを取らなかった時点で、流れを正しく読んでいたと思う。VARが介入する際には、その“ダイナミクス”をしっかり理解すべきだった。とはいえ、判定は受け入れるしかない。我々はこうした理不尽や偶発的な出来事にどう向き合うかを学ばなければならない。もっと注意深くなり、自分たちが何を良くしていきたいのかを考えるべきだ」

強豪相手にまた勝てなかった

「我々はもっと良くならなければならないが、まだ首位と勝ち点差はわずかだ。それは他のチームも取りこぼしているということでもある。真実がどこにあるかは分からないが、12ポイントでは足りないことは確かだ。ただ、1月まではまだ時間がある。その間にスーペルコッパもあり、カンピオナートも続く。我々はベストを尽くしている。もちろん、負けた時は簡単ではない。しかし事態は深刻ではない。我々は改善するために日々トレーニングしている」

負傷者の状況

「デンゼル・ドゥンフリースはまだ足首の痛みがあり、復帰時期は分からない。ここまで長引くとは思っていなかったが、負荷をかけるとまだ痛みが出る。できるだけ早く戻ってきてほしい。全員が必要だからだ」

「ハカン・チャルハノールは内転筋に痛みを感じている。フランチェスコ・アチェルビはランニングテストで状態が良くなかった。回復期間がない中ではこういうことも起きる。受け入れて、今いる選手たちで解決策を見つけるしかない。22人全員を活用する必要がある」

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