キヴ「アカンジは当日判断」「リヴァプールは個人ではなくグループとして素晴らしい」

リーグフェーズ8位以内確保に全力を注ぐインテル指揮官

インテルは9日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6戦でリヴァプールと対戦する。クリスティアン・キヴ監督が試合前日会見でコメントを残した。

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マヌエル・アカンジの状態

「分からない。調子が良くないので、家に帰した。明日様子をみてみる」

「アチェルビは3日おきでも問題なくプレーできる。回復は早いタイプで、問題なくやれるだろう」

デンゼル・ドゥンフリースとマッテオ・ダルミアン

「まだ出られない。いつになるかは分からない。言えることは何もないね。マッテオはもうすぐコンディションのプログラムを始める予定だ。デンゼルは足首に負担をかけないようにジムでトレーニングをしている。痛みはなく歩けているが、復帰にはもう少し時間がかかるだろう」

ベスト16ストレートンの重要性

「みんなが狙っているだろう。プレーオフに回る必要があれば、もちろんそれも受け入れる。必要ならあと2試合を戦う覚悟で、全員で適切なコンディションと自信を保てるように維持している」

リヴァプールは混乱中だが…?

「リヴァプールは強度をモットーにしていて、それはクロップがもたらしたもので、スロットも維持しようとしている。実際、彼はプレミアリーグを制していて、それがうまくいっているという証拠だ」

「良いスタートを切ったが、その後に苦しんだ時期もあった。ただ、このチームはこういった試合のために作られている。世界でも有数の伝統とタイトルを持つクラブであり、彼らがピッチに持ち込むもの、そしてチーム全体の価値を理解している。我々も彼らのようになりたいと思っているが、彼らには歴史と文化がある。彼らはそうやって生まれ育ってきた。イングランドでのフットボールの捉え方はイタリアとは違う。良いとか悪いとかではなく、ただ違うだけだ」

コモ戦のようなプレッシングは再現できる?

「すべては再現可能だ。ただ、それは試合内容、相手、そして我々のエネルギー次第だ。すべては持っているエネルギーに左右される。3日に1試合という日程でその姿勢を保ち続けるのは簡単ではない。言い訳ではなく、事実だ。だからこそ、試合の流れを読んで、いつやれるか、いつ少し休むべきかを理解しなければならない。プレッシングも、バランスを崩さずに行う必要があるし、リスクを避けるためにもタイミングが大切になる」

「多くの要素に依存しているが、今まさにその考え方をチームに植え付けようとしている。うまくいっている場面もあるし、時には下がる必要があると私自身が判断することもある」

リヴァプールのようなチームのほうが、むしろ自分たちのスタイルには合っている?

「それは明日になればわかる。言葉で言うのは簡単だし、ホワイトボードやビデオ上ではもっと簡単だ。しかし、実際のピッチでそれを裏付けるプレーを見せなければならない。リヴァプールの強度、個とチームとしての質は誰もが知っている」

「でも我々も自分たちができることは分かっている。ヨーロッパでイタリアの旗を高く掲げてきたし、短期間で3度も欧州決勝に進出している。そんなことは簡単にできることではない。それはもっと評価されるべきだ。このチームには、結果を抜きにしても、評価されるべき功績がある」

モハメド・サラーが出場しない可能性が高いが、それは有利に働く?

「サラーが世界のサッカーにとって何を意味するかは誰もが分かっている。だが、それは私にとって心配の種ではない。彼を代わりに出場させられる選手はそろっているし、チーム全体としてのレベルは落ちない。リヴァプールは個人ではなく、グループとして素晴らしい。質の高い選手がたくさんいる」

https://twitter.com/Inter/status/1998037734183849986

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