コモ撃破に満足のインテル指揮官
インテルは6日のセリエA第14節でコモと対戦し、4−0で快勝した。クリスティアン・キヴ監督が試合後、『DAZNイタリア』と記者会見で残したコメントを『FcInterNews』が伝えた。
試合を振り返って
「もっとやれた。心から、そう思う。前半は焦りが出てしまい、高い位置からプレッシャーをかけるのに多くのエネルギーを使ってしまった。質の高い試合だったし、重要な3ポイントを手にできた」
「もっとパスをつないでリズムを作りたかったが、縦に急ぎすぎてしまった。前半はかなり消耗したし、最初の20分は非常に重要だった。その後は一度落ち着いて、もっとうまく試合をコントロールできたはずだ」
「後半は良くなった。相手にボールを持たせる展開を受け入れ、その上でカウンターで仕留める形を選んだ。素晴らしいグループを楽しんでいる。私は情熱と熱意を持って全力を尽くしているし、それを選手たちに伝えようとしている。選手たちもインテリスタであることの意味をよく理解している」
この3ポイントがさらなる勢いをもたらすか?
「常に3ポイントは、我々の目標達成を助けてくれる」。
順位表は見た?
「いや。首位と勝ち点1差だったというのは知っている。相手がまだ試合をしていないということは…」
ウイングバックからウイングバックへのゴールは、監督にとって嬉しいのでは?
「私は3点目の方がうれしかった。選手たちが見せた執念があのチャルハノールのゴールにつながったからだ。4点目では、事前の準備が功を奏したのを見て取れた。毎日の取り組みに満足しているし、選手たちは真剣に向上心を持って取り組んでいる」
4人の選手でボールを奪取し、チャルハノールのゴールにつながった。これが今日の違いだった?
「選手たちに対して言っている冗談があるけど、ここでは言えない。彼らにはからかわれていて、ラウタロもその一人だ。だが、うれしいのは、彼らがここ4年間で築き上げたものを守ろうとしていることだ。批判され、“失敗”と呼ばれた後でも、ここでやっていくことを望み、素晴らしいことを成し遂げようとしている。彼らは優秀で、強く、成長する資格があるし、カルチョの楽しさを味わうべき存在だと思っている」
今夜はセスク・ファブレガスとの対決だった。意識していた?
「考えている時間はない。一つの試合が終わればすぐに次が始まる。選手たちが良い試合をできるよう最善の準備を整えることが私の役目だった。私は名声を求めているわけではない。インテルのこと、グループのこと、日常における秩序と規律が大切だ。自分は“最後尾の車輪”にすぎないと思っている。だがこの仕事を心から愛している」
ルイス・エンヒキのパフォーマンスにはどの程度満足しているか
「今はチームについて語るべき時だと思っている。ルイス・エンヒキやディウフについては十分に言及してきた。彼らはすでにインテルの一員であり、それを証明している。努力と忍耐を持って溶け込んでくれたし、仲間やスタッフのサポートも大きかった。今ではもう、完全にインテルの選手として扱うべき存在だ」

