ベルゴミ「ThuLaの今も最強だが、関係性は変わった」

「ナポリは昨季より強い」と語るインテルレジェンド

インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミが、『スカイ』の番組でセリエA13節のピサ戦を振り返った。2ゴールでチームを勝利に導いたラウタロ・マルティネスと、マルクス・テュラムのコンビを称えている。

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特にラウタロの決定力はインテルにとって不可欠だと確信しており、ベルゴミは次のように語った。

「彼らは常に最高のコンビだが、スペースへの抜け出し方やボールの受け方が、昨季とは異なっている」

「以前は、相手が強くプレッシャーをかけてきたとき、はっきりしていた。最前線にラウタロが残り、テュラムがボールを受けに下がっていた。今は、相手DFが後ろから強く当たってきても、審判はほとんど笛を吹かない。だから、2人の動き方も変わってきている」

「ピサ戦では、テュラムを下げてエスポジトが投入された。試合はとても難しい展開だったが、スローインの流れからエスポジトがボールを奪い、強いパスを送った。ああいう場面では、あの形で決めきる力が求められる」

「ラウタロは少しゴールがない時期があるだけで批判される。でも、ゴール以外でも貢献している選手だ」

また、ローマを撃破したナポリにも言及した。

「昨季よりも強くなっている。というのも、困難な状況下で、コンテが解決策を見出し、新たな選手たちを活かしているからだ」

「たとえば、ノア・ラングやネレスをあのポジションで使い、マクトミネイはどこでもプレーできる。ブーケマは最初はうまくいっていなかった。そういった選手をうまく使い、これによって選手層が広がった。いまのように多くの離脱者がいても、全員を巻き込んで戦える分、昨季よりも強いと私は思う」

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