スペツィアで飛躍、インテルで花開く若き才能
『トゥットスポルト』が主催するゴールデンボーイの授賞式が1日にトリノで行われ、インテルのフランチェスコ・ピオ・エスポジトが最優秀イタリア人若手選手賞を受賞した。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]2024/25シーズンにスペツィアで活躍し、今年夏にインテルに復帰したピオ・エスポジトは、受賞の喜びを次のように語っている。
「この賞はとても意味がある。でも、ここは通過点であり、ここからさらに進んでいきたい」
「家族には本当に感謝している。多くの犠牲を払ってくれたから、この賞を彼らに捧げたい。
イタリア代表は、カルチョを始めたすべての子どもにとっての夢だ。信じられないようなことだし、特別な感情があります」
「セリエBからチャンピオンズリーグのファイナリストのロッカールームに入るのは、少し不安があったけど、最初の瞬間からチームメートたちが安心させてくれた」
「プレッシャーは気にならない。僕はずっと夢見ていたことをできているんだからね。インテルやイタリア代表でプレーする以上、責任があるのは当然のことだ」
また、同日夜にはイタリアサッカー選手会(AIC)主催のグラン・ガラ・デル・カルチョの授賞式があり、こちらでも最優秀若手選手賞を受賞した。
「自分のプレースタイルを変えすぎないように心がけている。セリエBでやっていたことを、国際舞台でも出せるように意識している。インテルやアッズーリでプレーする以上、責任は増えていく。それでも僕は、変わらぬ一人の若者だと思っている」
なお、イタリア人に限定しないヨーロッパゴールデンボーイ賞は、パリ・サンジェルマンのデジレ・ドゥエが受賞した。

