数少ないチャンスを決められてしまう展開は、本当に偶然なのか?
インテルは、セリエAのミラノダービーとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦で連敗した。レジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミが、『スカイ』の番組で問題点を指摘している。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]インテルはアトレティコ・マドリー戦で終了間際にCKから失点した。ベルゴミは、このセットプレーについて話した。
「ゾーンだろうとマンツーマンだろうと、ゴールを決められるときは決められる。そこの問題ではない」
「インテルは構造的にしっかりしたチームかと聞かれれば、誰もが『イエス』と答えるだろう」
「だが実際には、平均的に見ると小柄なチームだ。DFに加えて、FWとMFも小柄な選手が多い。だからキヴはゾーンで守ることを選んだ。ゾーンで守るには、ボールにしっかりアタックできなければならない。あのシーンはバレッラに責任があると言われていたが、あの場面で彼はほとんど関係がない。あの密集にいた選手こそが、ボールにしっかりアタックするべきだった」
ベルゴミは、インテルにはほかの問題があると指摘した。
「私が注目するのは、この5年間インテルは変わっていないという点だ。チーム構成もほぼ同じ。プレーが美しく、サッカーとして魅力があるからこそ、錯覚を起こしてしまう。ヨーロッパでは最もうまく戦っていたチームのひとつだと思う」
「だが、やはりチーム自体は変わっておらず、終盤にフィジカルで苦しみ、特定の状況で失点してしまう。チャルハノールがビルドアップの場面でボールを失ったが、ああいうシーンは5年前のダービーでもあった。つまり、根本的な問題は解決されないまま、インテルは常に紙一重の戦いを続けて、そこで勝ってきた。2〜3年前にも、我々は同じことを言っていたはずだ」
また、チームの問題点を補強で穴埋めできていないとも語った。
「このチームは何年も前から、足の速いDF、フィジカルの強いMF、1対1で勝負できるFWを必要としている」
「そういう選手がいれば、エネルギーをもっと節約できるし、攻撃のために毎回8人もボールより前に出る必要はない。インテルの相手チームは、たった1回のチャンスで試合に勝てる。ミランはまさにそうだった。インテルはそれができない。だから、非常にエネルギーを消費するカルチョをしなければいけなくなる」

