キヴ「もっと泥臭く、美しさにこだわってはいけない」

アトレティコ・マドリーに敗れて悔しさにじむインテル指揮官

インテルは26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5戦でアトレティコ・マドリーと対戦し、敵地で1−2の敗北を喫した。クリスティアン・キヴ監督が試合後、『PrimeVideo』と『スカイ』でコメントを残した。

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【インテル採点】アトレティコ・マドリー戦の高評価と低評価は?

試合を振り返って

「悔しさが残る。我々はもっと多くのものを持ち帰るために、怒りを持ってここに来た。試合の一部では良いプレーもできたし、失点後には質の高いリアクションも見せた」

「ただ、その後少し引いてしまった。それは相手の圧力によるところも大きい。選手交代で再び反応を見せて、カウンターにも出たが決めきれなかった。そして最後の最後に、突然のCKから失点してしまった。我々のエリアには最も空中戦に強い選手がいたにもかかわらずね」

細かい部分が悪い意味で試合を左右しているのでは?

「チームは反応できなければならないし、自分たちが強いという自覚も持たなければならない。そして試合の流れを読む力も必要だ。もっと冷酷さが求められるし、見た目の美しさにこだわってはいけない。今夜はその意識で臨んだ。おそらく我々の方がコンディション的には良かった。ホームではボールを失わないよう慎重になるが、今日は結果を守ることも、勝ちに行くこともできなかった」

チームは支配しているのに、決定力に欠け、カウンターのリスクもある。どう成長すべきか?

「私は後半のリアクションに注目している。そこで我々は我慢強く、スペースを突くという点で具体的な攻撃ができていた。そこから再スタートしなければならない。そうでなければ、相手に整える時間を与えてしまう。もっとゴール前での仕事を強化しなければならない」

「この敗戦は痛い。内容は良くても何も得られていない2連敗だ。もっと泥臭く、貪欲にならないといけない。そして、試合の流れを読むことだ」

試合後、マロッタやアウジリオと話して「運がない」と話したと聞いた…

「私は立て続けに3本タバコを吸った……。チームには言うべきことを言った。この試合の前提を考えれば、敗戦にはとても悔いが残る。我々は負けるべきではなかったが、最近はほとんど何も得られていない。選手たちには大きな落胆があったが、これがカルチョだ。我々は反応しなければならない。そして、そこから抜け出すために全力を尽くす」

選手たちに何を伝えるつもりか?

「人生でもカルチョでも、流れが変わる瞬間というのはある。運もまた戻ってくるだろう。今日は残り10分で、もっと冷静にカウンターやラストパスを処理すべきだった。どの場面でボールを持って出るべきかを理解しないといけない」

なぜ一番良かった選手を交代させたのか?

「誰のことだ?」

ボニーとジエリンスキのことだ

「ジエリンスキは太ももに違和感があって、『あと5分しか無理だ』と本人が言っていた。ボニーに関しては。フレッシュな力が必要だった。テュラムとエスポジトを入れたのは、一人は前線で起点になれる選手で、もう一人はスピードでカウンターを活かせる選手だったからだ」

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