テュラム「みんなインテルの方が強いと言うけどミランも素晴らしい」

「改善は必要。でも方向性は間違っていない」

インテルは23日、セリエA第12節でミランと対戦し、0−1で敗れた。マルクス・テュラムが試合後に記者会見と『DAZNイタリア』でコメントを残している。

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インテル対ミランで活躍が評価されたのは?【ミラノダービー採点】

久々の先発ながらPK獲得など、多くのチャンスに絡んだテュラムは、今後の改善を誓った。

試合を振り返って

「僕たちは真剣に試合に臨んだ。でも相手は1本のシュートでゴールを決めてきたし、世界でも有数のGKがいる。これから僕たちに足りなかったものを見つけていく。直接対決に負け続けているのが偶然なのかは分からないけれど、何が間違っているのかを見極めて、これからも取り組んでいく必要がある」

「メニャンのあのセーブ? 逆サイドに打つべきだったかもしれないけど、まあ大したことではない。細かいところだ」

ブロックを低く構える相手には点を取りにくい?

「そうだね。インテルだけじゃなく、どのチームにとっても難しいことだと思う」

ケガから復帰してどうだった?

「チームを助けたいという気持ちで戻ってきた。最後の10分は足にきていたけど、それは普通のことだ。これからも続けていきたい」

ミランに対しては内容で上回っているのに、6試合勝てていない

「確かに。試合内容はだいたい同じだったと思う。コッパで大差で負けた試合を除けばかな。彼らは引いて構えて、そこから一気に仕掛けてくる。それがうまい。みんなインテルの方が強いと言うけれど、彼らにも素晴らしい選手がいて、GKは本当にすごい」

アトレティコ・マドリー戦は立て直すチャンスになる?

「そうだね。3日後に試合があるのはちょうどいい。何かしら間違っていたところがあったんだと思う」

インテルはビッグマッチで苦戦している

「僕には説明できないけど、ミステルと一緒に解決策を見つけていくよ。彼は優れた指導者だし、僕たちを良くしたいと思っている。まだ11月だし、試合はたくさん残っている。この一試合で全てが決まるわけじゃない」

90分間出場してどうだった? インテルに足りないものは? “勝負強さ”が足りないのでは?

「僕たちのプレースタイルはポゼッションを重視しているから、そこから守備が広がってしまう。その分、カウンターが痛い。ミランとレアル・マドリーは、ヨーロッパで一番カウンターが強いと思う。彼らはそうやってゴールを取った。まあ仕方ない。何かが足りなかったから負けたけど、方向性は間違っていない」

こうした敗戦のあと、どうやって立て直していく? これまではうまくやってきたが?

「大事なのは、自分たちとミステルのプロジェクトを信じること。一つの敗戦で全てが変わるわけじゃない。今のインテルは正しい道を進んでいる。改善すべき点はあるけど、全部がダメだったわけじゃない」

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