「いまはインテルの目標に集中」
インテルのヤン・ビセックが、ケルン・デルブリュックの母校を訪問し、410人の子供たちにサインや写真に応じ、サッカーボールやバスケットボール、ユニフォームなどを寄贈した。この訪問の様子をドイツ『Bild』が報じている。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]この小学校で3年間を過ごしたあとに転校したビセックは、在校時の思い出だけでなく、2026年のFIFAワールドカップ(W杯)への夢についても語った。
「9月の代表発表の少し前に電話で、ユリアン・ナーゲルスマン監督から、クラブで継続的にプレーすることがとても重要だと言われた」
「僕自身、秋になってようやく継続的にプレーできるようになったことを自覚している。だから、今後も全力を尽くし、来年3月の代表戦に向けて準備を続けていくつもりだ」
「W杯出場は、今も僕にとって最大の目標だ。素晴らしい夢であり、この数カ月で多くの力とモチベーションを与えてくれている」
出場機会が少なかった今季序盤戦と、移籍の噂にも言及している。
「あのケガの後は、本当に苦しい時期だった。でも、素晴らしい治療を受けることができたし、我慢強くやってきた。チャンスは必ず来ると信じていたし、最近はそれをものにすることができていると思う」
「一方で、僕に関心を示すクラブがインテルに問い合わせてきたこともあった。僕があまり試合に出ていなかった頃、移籍に関する噂が出ていたのは知っている」
「でも今は、インテルの目標と野心に集中することだけを考えている。こうして再びこの強いチームの重要な一員になれたことが、本当にうれしいんだ」

