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インテル対ラツィオ:予想スタメン&フォーメーション

教訓を活かしたいインテルと、好調を止めたくないラツィオが激突

インテルは9日のセリエA第11節でラツィオと対戦する。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の予想スターティングメンバーなどを紹介する。

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インテルの予想先発

インテルはラウタロ・マルティネスの相棒が誰になるかに注目が集まる。マルクス・テュラムを先発と予想するメディアもあるが、『ガゼッタ』はアンジェ・ヨアン・ボニーを推している。だが、「ボニー51%:テュラム49%」と記しており、どちらが先発しても不思議ではない。

同紙は、「本人は60分間プレーすることもできるつもりでいるが、スタッフは高い運動量が求められる前線のプレッシングを考慮し、後半途中からの起用を選ぶかもしれない」と予想した。

インテルとしては、11月23日のミラノダービーまでにベストコンディションにすることを優先しており、起用は慎重になるとみている。

苦しみながらの連勝に学びはあったのか

インテルはエラス・ヴェローナ戦とカイラト・アルマトイ戦で連勝しているものの、内容が芳しくなく、ラツィオ戦はある種の正念場。この2戦で得た油断や集中力の欠如といった問題を教訓として活かされているかが試される試合となる。

対するラツィオは、ローマダービーでローマに負けたあと、6試合無敗、直近4試合は無失点と好調で、厳しい相手となることは間違いない。

ラツィオといえば、昨季の第37節のドローが思い出される。ヤン・ビセックの不用意なハンドでPKを与えてしまい2−2で引き分け、これがスクデットレースに大きく影響した。その傷を過去のものとするためにも、勝ち点3が求められるゲームとなる。

ラツィオの予想先発

堅守速攻でタブーを打ち破れるか

ラツィオは前述のとおり状態が良いものの、マウリツィオ・サッリ監督はラツィオ指揮官としてサン・シーロで勝った経験がない。インテルと2回、ミランと4回対戦し、全て敗れてきた。

サッリ監督は試合前日の会見で「インテルと対等に戦うことはできない」と語っており、この発言からも守備的に構える戦いが予想される。その上で、グスタフ・イサクセンなどを活かしたカウンターで得点を狙うことになるだろう。

ラツィオは今季セリエAのクリーンシートが6回で、リーグ最多を記録している。リーグ最多得点のインテル攻撃陣をどう封じ込め、さらにカウンターにつなげるかに注目だ。

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