イタリア紙の記者がナポリ指揮官に苦言
アントニオ・コンテ監督の最近の立ち回りに違和感を覚える人は少なくない。『コリエレ・デッラ・セーラ』紙のダニエレ・ダッレラ記者は、紙面でナポリの指揮官を厳しく非難した。
コンテ監督はインテル戦後、PK判定をめぐってジュゼッペ・マロッタ会長と舌戦を繰り広げた。また、4日のフランクフルト戦を引き分けで終えたあとには、相手チームの戦術に苦言を呈していた。
ダッレラ記者は「コンテのコミュニケーションは品位の限度を超えている。フランクフルト戦でつまらない引き分けをしたあと、またしても発言のトーンを誤った。ナポリの苦戦を分析する代わりに、ドイツのチームのカテナチオを批判していた」と記した。
さらに、「マロッタに対して意図的に論争を引き起こした。ファンタジー的なPKの恩恵を受けたあとの論争はどの角度からみても適切ではない。“小さなPK”の恩恵を享受したなら、賢明に沈黙するべきだった。だが、コンテはフランクフルト戦前日の会見でも、現実離れした謎の反論に走り、間違いを重ねてしまった」とも述べた。
そして記事は、「その労力を目の前の相手であるフランクフルトに注ぐべきだった。どこへ行っても勝つ、我々が知る尊敬すべき偉大なコンテには、そんなみみっちい手段は不要なはずだ」と締めくくっている。
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