CL4連勝も猛省するインテル指揮官
インテルは5日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4戦でカイラト・アルマトイに2−1で勝利を収め、4連勝を飾った。クリスティアン・キヴ監督が試合後に『PrimeVideo』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
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「最も責任があるのは私自身だ。この試合の重要性をうまく伝えられなかった責任はすべて私にある」
「一部の選手は試合を甘く見ていたかもしれないが、全体的にはそれほどではなかったと思う。私自身も選手時代に経験しているが、3日に1回試合のペースで続くと、格下に見える相手との一戦に気持ちを切り替えるのが難しくなる。勝ち点3は取ったが、もっと多くのものが必要だった。そうすればもっと落ち着いた試合ができたはずだ」
こうした夜から学ぶことは多いのでは?
「私にとっても学びだし、チーム全体にとってもそうだ。もっと強い気持ちと正しい姿勢を伝えるために、私自身がもっと良い仕事をしなければならない」
今日の試合は、現役時代のルビン・カザン戦(2009/10)を思い出させた?
「まさにそれを思い出していた。なかなか試合を動かせず、決めきれないことで不安が募った。相手は常に試合に入り込んでいて、我々にとって難しい展開だった」
「正しいプレーを見つけるのに苦労したし、3バックでのビルドアップからも、しばしばGKに戻すばかりで、良いサポートをつけることができなかった。我々の準備してきたサッカーをうまく表現できなかった」
「今の私は監督であり、すべての責任を負う立場にある。もっと良い判断ができたはずだ。私は正面から受け止めている。選手たちは賢く成熟しており、自分たちで何が良くなかったか理解している。チームとしてそれに気づけたなら、私の考えは間違っていなかったということになる」
ラウタロ・マルティネスを起用する話し合いがあったのか?
「選手が自分から『出たい』と言ってくるようなことはないと思っている。それは私の判断だった。ストライカーにとっては、悪い流れを断ち切るにはピッチに立つことが大事だと分かっていたし、彼はカピターノとしてゴールも決めてくれたので、みんな喜んでいる」
「だが、私が一番安心したのは、試合終盤に彼がスライディングでタッチライン際の守備に入った場面だ。あれこそが全員に求められる姿勢だ。カルチョは喜びであり、遊びでもある。変に不安になる必要はない。ラウタロも他の多くの選手たちと同じように、重要な存在だ。大事なのは笑顔でプレーすることだ」

