苦しみながらの勝利に感情爆発のインテル指揮官
インテルは2日、セリエA第10節のエラス・ヴェローナ戦に2−1で勝利した。クリスティアン・キヴ監督が試合後、『DAZNイタリア』のインタビューに応じた。『FcInterNews』がその様子を伝えている。
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2-1のゴール後の喜び爆発
「着ていたものを破ってしまったので、今はジャージ姿だ。スポンサーにはちょっと怒られているかもしれない……。でも、こういう勝ち方もある。やっかいな相手との対戦で、ある局面では我々を苦しめるような明確な狙いもあった。こういう試合は、勝つよりも負ける可能性の方が高い。だからこそ、勝てたときには“危なかったな”という気持ちも含めて、ああいう喜び方になってしまったんだ」
最初のゴールのセットプレーはパロンボのアイディア?
「間違いなくそうだ。というのも、私は最初その案に反対だった。うまくいかなければ、あのスピードでカウンターを受けて相手に点を取られていたかもしれないからだ」
「でも、我々には高いクオリティを持った選手がいるので、こういう形にもトライする価値がある。アンジェロ、フィリッポ(・ロレンツォン)、そしてこの新しい形をセットプレーに取り入れるために努力してくれている選手たちの功績だ」
「チャルハノールのように狙ったところに蹴れる選手や、ジエリンスキのようなフィニッシャーがいるからこそ、挑戦する意味がある。パロンボがやっていることには敬意を表するべきだし、何か新しいものを取り入れようと努力している全スタッフの貢献にも感謝している」
リードしたあとにペースダウンしたように見えた
「いや、ペースを落としたわけではない。ただ相手が常にブロックを低くしていたので、我々としては彼らを前に引っ張り出してシュートを打たせる形に持っていこうとしていた」
「リードしていたのだから、リスクを冒すべきは我々ではなく相手の方だった。実際、バストーニの決定機を含めて、あの時間帯にも良いチャンスはあった。ただ、唯一のロングボールから得点されて、そこから流れが変わった」
ラウタロ・マルティネスのメンタルの状態は?
「1週間ゴールを決めていないだ。ブリュッセルでは決めている。我々はラウタロについて騒ぐ必要はない。彼の献身やリーダーシップはチームの模範になっている。3日おきの試合でコンディションを保つのは簡単ではないが、これまでのところ、我々は彼に関して問題視していない」
「重要なのは、彼がどれだけチームを引っ張っているかということだ。1週間ゴールがなくても何の問題もない。彼は懸命に働いて、常にチームのために身を捧げている」

