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インテル、フィオレンティーナ撃破で3位に チャルハノールの一撃でこじ開ける【インテル採点】

サプライズ起用のビセックも高評価

インテルは29日に行われたセリエA第9節でフィオレンティーナと対戦し、3−0で勝利を収めた。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。

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試合内容

ナポリに敗れたあとのリアクションに注目が集まったインテルは、3バックのセンターのヤン・ビセックを起用した。立ち上がりから主導権を握ったが、ダビド・デ・ヘアの好守に阻まれ続けてなかなかゴールを奪えず、理想的な展開ではなかった。

それでも66分に、フィオレンティーナ戦で相性が良いハカン・チャルハノールがミドルシュートを突き刺して均衡を破ると、71分にはヘンリク・ムヒタリャンの代役であるペタル・スチッチがセリエA初ゴールを記録。終盤にはアンジェ=ヨアン・ボニーが獲得したPKをチャルハノールが決め、3−0の快勝に終わった。

勝ち点3を手にしたインテルは、勝ち点18でミランと並び、3位となっている。

インテルの主な採点

ヤン・ビセック

FcInterNews:7 – サプライズ起用で中央に配置され、ケーンを封じるという明確なタスクを与えられた。スピードとフィジカルの両面で強敵となる相手とのデュエルに挑み、スプリント、接触、空中戦とあらゆる場面で激しい攻防を展開。前半には決定機となり得るボールをエリア内でカットし、チームを救う場面も。後半の猛攻では最後の砦として立ちはだかり、インテルの勝利に大きく貢献した。
TMW:6.5 – 守備面での安定した対応だけでなく、攻撃でも存在感を発揮。キヴの意外性ある起用に見事に応えた。

ハカン・チャルハノール

FcInterNews:7.5 – ピオリは簡単にプレーさせないよう指示を出し、前半は中盤から外され気味だったが、試合を読む力で後半に存在感を取り戻す。強烈なミドルシュートでデ・ヘアを破り試合を動かすと、その後はPKでも追加点を決め、勝負を決めた。
TMW:7.5 – 前半はグズムンドソンのマークに苦しんだが、後半に解放されると一気に試合の主役に。強烈なシュートで先制し、PKでも試合を締めくくった。

ペタル・スチッチ

FcInterNews:7 – ムヒタリャンとの違いを意識しすぎて前半はやや消極的だったが、後半は姿勢を切り替え、前線での連動に貢献。果敢な攻撃参加から決定的な2点目を挙げ、今季トップ3に入るであろう華麗なゴールを記録した。
TMW:7 – 前半は影が薄かったものの、後半に入ってからの覚醒ぶりは見事。相手守備陣を圧倒するような勢いでプレーし、美しいゴールで試合を決定づけた。

フランチェスコ・ピオ・エスポジト

FcInterNews:6 – 判定が厳しい中、体を張ったポストプレーを見せたが、ファウルを取ってもらえず苛立ちも見せた。PKを見逃される場面もあり、不運な内容だったが、ハードワークやポストプレーでは献身的な姿勢を示した。
TMW:6 – サン・シーロでのゴールが期待されたが、惜しくも実らず。体を張ったプレーや裏への抜け出しでチャンスを生み、PKを得る場面も作った。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:7 – 中央にビセックを据えるという大きな決断を下す。これが見事に的中し、後方の安定が前線の攻撃を後押し。チャルハノールのスーパーゴールで勝利をつかんだが、それ以前からフィオレンティーナはインテルの圧に耐え切れずにいた。ナポリ戦の敗北を過去のものとした。
TMW:7 – ナポリでの敗戦からチームを立て直し、ビセックやエスポジトといった選手を先発起用して信頼を示した。前半は慎重な展開だったが、後半は完全に主導権を握り、勝利を手にした。

インテル対フィオレンティーナ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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