技術的な仕事以上に心理的アプローチを称える
インテルは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3戦でユニオン・サン=ジロワーズに4−0で大勝した。ファビオ・カペッロは、かつての教え子であるクリスティアン・キヴ監督の「心理的アプローチ」を称えた。
インテルは昨季、CL決勝でパリ・サンジェルマンに大敗した。その後、シモーネ・インザーギ監督が退任してやってきたキヴ監督には、厳しい仕事が待っていると予想されたものの、ここまで見事なスタートを切っている。
カペッロは1991年に自身がミランを率いたときを思い出し、『スカイ』の番組内でキヴとのやりとりで次のように語った。
「君のことをうれしく思う。君がいま進んでいる道は、私がミランに来たときに通った道と同じだと思う。当時は“ミランは終わった”なんて言われていた。私がやったのは選手たちの頭の中に入り込んで、“まだやれる”って伝えただけだった」
「君も同じように、選手たちの心に入り込んで、自信を与えて、試合に負けることもあると理解させて、自信を取り戻させた。それは心理的にとても大きなことだ。君がやっているのは、単なる技術的な仕事ではなく、それ以上に心理的なアプローチだ」
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