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キヴ「私は特別なことをしていない。ピオの次のステップは…」

CL3連勝スタート、チームを誇るインテル指揮官

インテルは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3戦でユニオン・サン=ジロワーズと対戦し、4−0で大勝した。クリスティアン・キヴ監督が試合後の会見と『スカイ』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えた。

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4-0の勝利でCL3連勝

「今日の試合で得られたポジティブな点はすべて受け止めている。過去のことは考えず、重要なのは最後の試合だ。今日のパフォーマンスと勝利を評価したい。勝ち点9、無失点で終えられたことにも満足している。このグループは本当にハードワークしている。ローマ戦からメンバーを少し入れ替えたが、全員がしっかり応えてくれた」

厳しい言葉をかけなければならなかった時期もありましたか?

「このチームは理解され、守られる必要があった。昨シーズンの歩みを忘れてはいけない。4月までは素晴らしいチームだったが、最終的に目標を達成できなかったことで評価が変わってしまった」

「だからこそ、理解し、支え、助け、そして導くことが必要だった。時には厳しく接することも必要だ。現実を受け入れ、失望を乗り越えて前進するには、情熱と意志が求められる」

「私は特別なことをしたわけではない。ただ耳を傾け、アドバイスをし、必要なら抱きしめてきた。人は困難なときにこそ心と頭に寄り添う必要がある。転んだら立ち上がる、そのためのサポートは私一人ではなく、スタッフもクラブも全員で行っている。我々の道はまだまだ続く。今の好調に浮かれることなく、カルチョという残酷なスポーツに備えていかなければならない。困難な時期は必ず来るが、我々は対応できると信じている」

ピオ・エスポジトが決定機を逸したあと、あなたが慰めていた姿が印象的だった。若手を信じている様子がうかがえる

「実力のある若手には年齢に関係なくチャンスを与えるべきだ。待ち続けていては、成長のタイミングを逃してしまう。試してみるしかない。彼らがどんな素材か、個性、犠牲を払う姿勢、仕事に対する意識があるかを見極める必要がある。実力ある仲間の中でプレーすれば、成長も早い。我々は彼らを信じている」

ラウタロは得点だけでなく、自陣ゴールライン上でのクリアもあった

「ローマ戦でも言ったが、カピターノは言葉ではなく行動でチームを導くものだ。ラウタロはその姿勢を持っているし、彼だけでなく、他の選手たちもチームのために新しいことを受け入れてくれている。監督やスタッフがどれだけ良い準備をしても、チームの協力がなければ成り立たない。私は、協力を惜しまないグループに恵まれている」

ナポリはPSVに6失点

「私の短い監督人生でも、選手時代を通じても、勝利のあとは立ち止まり、喜びを味わうことの大切さを学んだ。今日の成果を誇りに思う。無失点で終え、勝ち点3を持ち帰れることが何よりうれしい。次の試合のことは明日から考える」

若手のボニーやエスポジトがチームに活気をもたらした

「スチッチやルイス・エンヒキのことも忘れてはいけない。より経験を積んだ選手たちも含め、全員が毎日成長を目指して努力し、チームのために尽くしている。私はそのことにとても満足している」

ピオ・エスポジトの次のステップは?

「周囲の期待値を下げること。私はゴールやアシスト、数字ではなく、毎日の努力を重視している。そして、若手を支える周囲の環境も重要だ。彼らが安心して成長できる環境を整えることが何より大事だ。彼のように野心と個性、そしてクオリティを持ち、成長の余地がある若手を指導できることに喜びを感じている」

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