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【インテル採点】ユニオンSGに完勝、攻守に活躍のラウタロに高評価 ビセックやフラッテージは…?

チャンピオンズリーグ3連勝

インテルは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3戦でユニオン・サン=ジロワーズと対戦し、敵地で4−0の大勝を収めた。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。

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インテル、ユニオンSG戦の主な採点

ヤン・ビセック

FcInterNews:6 – いつも見られる守備の緩さは多少あったものの、速いカウンターに苦しみながらも何とか対応。ドゥンフリースの先制点につながるシーンでは、彼のハンドがきっかけに。後半は3バックのセンターでプレーし、落ち着いた対応を見せた。
TMW:6 – キヴ監督から再びチャンスを与えられたが、パスミスや対応の甘さもあり、評価はやや割れる内容。ただ、1点目の起点となったプレーは高く評価できる。

ステファン・デ・フライ

FcInterNews:5.5 – 試合開始直後、デイヴィッドの勢いに完全に振り回された。ゾマーのセーブがなければ失点は免れなかっただろう。その後は多少落ち着いたが、激しいプレーでイエローカードを受け、後半からアカンジと交代に。
TMW:5.5 – 本来の安定感が見られず、デイヴィッドのフィジカルとスピードに苦しめられた。コースの読み違いも目立ち、課題が残る内容。

デンゼル・ドゥンフリース

FcInterNews:7 – 戦術的に距離を取って対応していたが、そのぶん味方が彼を多く使う展開に。クロスの精度はまちまちだったが、攻撃への推進力は際立った。ニアングに粘られる場面もあったが、競り合いではほとんど勝利。2点目の起点となるなど、随所に力強さを発揮した。
TMW:7 – クレモネーゼ戦での交代時の怒りが嘘のように、右サイドを完全に制圧。こぼれ球を押し込んで先制点を奪い、フィジカルでも圧倒。復調を強く印象づけた一戦。

ダヴィデ・フラッテージ

FcInterNews:6 – 前半は相手中盤の圧力に呑まれ、持ち味を出せなかった。チャンスとなるボールを空振りし、中央でのミスからカウンターを招きかける場面も。ただ、後半には徐々にテンポを取り戻し、ボールを持って前進しスペースに飛び込むなど、見せ場をつくった。
TMW:6 – 試合の入りは鈍く、全体的にやや雑なプレーもあったが、時間の経過とともに特長のある飛び出しで相手守備陣を混乱させた。出場時間が限られる中でも、悪くないパフォーマンス。

ピオトル・ジエリンスキ

FcInterNews:6.5 – 試合のテンポ自体は低かったが、その中で質の高いプレーを随所に披露。相手に囲まれてもフェイント一つで打開する場面も。ラウタロやエスポジトへの縦パスは秀逸で、アシスト未遂も複数回。
TMW:6 – 久々の先発でリズムに乗るのに苦労し、前半はミスも目立ったが、経験と技術で持ち直した。前を向いたときのプレーにはやはり光るものがある。

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:7 – ディフェンスではゴールライン上でのスーパークリア、攻撃では絶妙なパスでピオ・エスポジトのゴールをアシスト。1対1の場面では決めきれないシーンもあったが、美しいミドルシュートを叩き込んだ。後半にはPKを獲得し、チームを勝利に導いた。
TMW:7.5 – ゴールライン上でのクリア、ゴール、PK獲得と攻守でフル回転。決定機を逃した場面もあったが、それを帳消しにするだけのインパクトある内容だった。まさにカピターノという活躍。

フランチェスコ・ピオ・エスポジト

FcInterNews:6.5 – 序盤は存在感を出せなかったが、次第に強さと賢さを発揮。ラウタロへのアシスト、さらに終盤には自ら得点。空中戦でもしっかりと勝負できており、収穫の多い試合に。
TMW:7.5 – ラウタロのプレーを模倣するかのようなプレーぶりで、アシストとゴールを記録。1つの決定機は外したが、それ以外のプレー精度が高く、20歳とは思えない堂々としたパフォーマンスだった。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:6.5 – 試合開始早々の相手の猛攻に面食らったかもしれないが、その後は用意した戦術が機能し、チームを立て直した。5分間の混乱を除けば、完全な試合運びで7連勝達成。
TMW:7.5 – 序盤の劣勢から見事に立て直し、4-0の完勝に導いた。チームの成熟と戦術理解度の高さを示し、キヴへの信頼も着実に増している。

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