ラウタロ・マルティネスは回復、テュラムは…
インテルは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3戦でユニオン・サン=ジロワーズと対戦する。クリスティアン・キヴ監督が前日会見と『インテルTV』でコメントを残した。
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「ラウタロは元気だ。問題はもうない。ローマ戦の前だけに少し問題があったが、試合でのプレーや出場時間のおかげで風邪も解消されて、今は回復している。今日は普通にトレーニングをこなしているよ」
マルクス・テュラムの回復は?
「もう少し時間が必要だ。正直なところ、何とも言えない。回復に努めているが、ナポリ戦には間に合わないかもしれない」
あまり知らないチームで監督も変わった相手との試合、どのように準備するのか?
「同じシステムでプレーしている。アグレッシブで高い位置からプレスをかけてくる、非常に前がかりな守備で相手にプレッシャーを与えてくるチームだ。監督が変わったとはいえ、彼らは変わっていない」
「数日でチームのアイデンティティを変えるのは不可能だ。特に、昨季リーグを制し、今季もすでにCLで3ポイントを獲得し、ベルギーでも首位に立っているようなチームならなおさらだ。選手の顔ぶれもほとんど変わっていないし、質の高い選手たちだ。」
明日の試合とナポリ戦、どちらがより重要か?
「CLは決して軽視できない。今はナポリのことは考えていない。ここ3年で、我々は2度も決勝に進出している。これは簡単なことではない。何年もかけてもそこに届かないクラブもある。我々はCLの重みを理解しており、この試合を最大限に尊重して臨む。ナポリのことは、この試合が終わってから考える」
ローマ戦では素晴らしい試合を見せた。自分の思い描くインテル像に足りないものは?
「足りないのは、明日の試合だ。今はカンピオナートのことは考えていない。明日の試合は最初の2試合と同じくらい重要であり、今後の6試合と同様に重要な意味を持つ。我々はこのグループを突破したい。そしてこの大会、我々の名誉、クラブのヨーロッパでの存在感をしっかり示したい」
続けるべき点は?
「勢いと熱意を保つことだ。我々は経験豊富なチームで、一つのミスが後退につながることを理解している。それでも、そのミスを受け入れる準備はできている。ただ、そうしたミスが起こらないようにしなければならない。自信を持ってプレーしており、ここまで良いパフォーマンスをしてきた。この数週間の流れを保ちつつ、前に進みたい。困難な時期が来るかもしれないことも理解している」
ナポリ戦を見据えたローテーションはあるか?
「スタメンは教えられない(笑)。ローテーションというより、“最初から出場するかどうか”の問題だ。私にとってレギュラーという概念はない。私が信頼しているのは22人のフィールドプレーヤーとGKたち、全員が優れていて、先発する資格がある。このようなグループを持てて本当にうれしい。私が信じるプロジェクトを推進できる環境が整っているし、全員がチームに貢献できる状態にある。選手たちが毎朝、幸せそうにしているのを見るのが本当にうれしい」