イタリア代表入りを夢見るカリアリGK
カリアリのGKエリア・カプリーレが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。
カプリーレは今季のパフォーマンスが高く評価されており、イタリア代表入りを推す声もある。最近では、インテルが獲得に興味を持っているという報道もあった。
注目度が高まる24歳のGKが、さまざまなテーマについて語った。
セリエAのレベルについてはどう感じている?
「レベルは上がっている。いくつかのクラブに入った外国資本が投資を増やして、セリエA全体の質を高めている。それによってリーグがより競争力のあるものになっているのは、みんなにとってプラスだよ。でも、ありがたいことに、結局はお金だけが全てではないと思っている」
それはどういう意味?
「最終的に大事なのは“良いアイディア”だと思う。良いアイディアを持っている監督やクラブが多くて、それがあるから、どんな相手とも互角に戦えるチームがつくれるんだ」
まだ24歳なのに、キャリアにはいろいろな変化があった。18歳でイングランド(リーズ)へ、20歳でプレミアのクラブからセリエC(バーリ)へ、23歳で将来の優勝クラブ(ナポリ)を離れて残留争いのチームへ行った
「リーズでは人生経験にもなった。英語を学んだし、サッカーを別の視点から見ることもできた。それからプロ・パトリアでは、プレミアのクラブと長期契約していた僕が、1年ごとの契約でプレーしている仲間と過ごしたんだ。その環境で多くのことを学んだ」
「ナポリではすべてが順調だったし、クラブも街も素晴らしい思い出しかない。でも、鏡を見るたびに、何か自分の中で足りないものがあると感じていた。そんな僕にチャンスをくれたカリアリには感謝しているよ」
現在の市場価値は3500万ユーロとも言われている
「ビッグクラブの名前が出るのはうれしい。でも、今はカリアリのことで頭がいっぱいだし、残留に向けて全員を助けることに集中しているよ」
現在のパフォーマンスからして、代表も視野に入ってくる
「まず正直に言っておきたいのは、ドンナルンマはポジション的に世界最高の選手だということだ」
「そのうえで、イタリアには優れたGKがたくさんいる。でも、僕もアッズーリのユニフォームを夢見ているし、それを現実にするには、今カリアリでしっかり結果を出すしかないと思っている」
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