クレモネーゼが初黒星
インテルは4日、セリエA第6節でクレモネーゼをホームに迎え、4−1で大勝した。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】インテルの採点
ダヴィデ・フラッテージ
FcInterNews:6.5 – 試合開始30秒で決定機を迎えるがシュートミス。その後も執念を見せ、再び好機を得るが相手GKシルヴェストリの好セーブに阻まれる。長い離脱からの復帰戦だったが、ボール奪取、対人戦、裏への飛び出しなどで持ち味を発揮。後半はややトーンダウンするも、惜しいチャンスに絡んだ。ポジティブな復帰と言っていい。
TMW:6.5 – 中盤で走り続ける“永久機関”。シーズン前半は存在感が薄かったが、この試合では強い意欲と貢献度の高さを見せた。
ニコロ・バレッラ
FcInterNews:7.5 – 本来はチャルハノールのポジションで起用されたが、縦パス一本でボニーとラウタロのゴールを演出。自己中心的なプレーや迷いも見られたが、試合全体を通じて高いクオリティを発揮し、観客を魅了した。ボニーからのパスを受けた得点も、彼の貢献の証明。
TMW:7 – 輝きと献身性を兼ね備えたプレーでチームを引っ張る。ボニーからの“贈り物”をしっかりゴールに結びつけた。
アンジェ=ヨアン・ボニー
FcInterNews:8 – シーズン序盤に謎とされていた選手が初先発で衝撃のパフォーマンス。ラウタロへのアシスト、頭での追加点、自らの起点からさらに2アシストを記録。前線で体を張り、ポストプレーでも味方を生かす。スタジアムを魅了し、次の出場が待ち遠しい存在に。
TMW:8 – 初先発でインテルに貢献できる力を示した。アシスト、ゴール、さらに2つのアシストで決定的な存在に。特にバレッラへのアシストは絶品。
(→61分) フランチェスコ・ピオ・エスポジト
FcInterNews:6.5 – 試合が決まった状況でも全力でプレーする姿勢。球際の競り合いも厭わず、ボールを受けて展開し、シルヴェストリにこの日最高のセーブを強いた。
TMW:6.5 – 勝負が決まった時間帯でも効果的な動きを見せ、ヘディングシュートも放った。キヴ監督のもとで経験値を積み重ねている。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:7.5 – 真の「背番号10」として、攻撃の中心に君臨。サイズで劣る相手DFにも競り勝ち、冷静に味方を生かすパスを供給。先制点を挙げて試合を優位に進めた。見る者を魅了するパフォーマンス。
TMW:7 – 試合開始早々に得点し、インテル歴代得点ランキングで5位に浮上。ポストプレーでも存在感を発揮し、攻撃の起点となった。
クリスティアン・キヴ監督
FcInterNews:7 – メンバーを再び入れ替えながら、アグレッシブかつ魅力的なインテルを披露。試合を通じてクレモネーゼを圧倒し、後半には試合を完全に掌握。ボニーを初先発させた決断が的中。一部の交代選手は期待に応えきれなかったが、試合の勝敗には影響せず。
TMW:7 – 適切な采配で、攻守ともに完成度の高いチームを演出。特にボニーの活躍とフラッテージの復調が成果として表れた。チーム全体がチャンスを逃さず、効率的に得点を重ねた。