団結を認めるダヴィデ・ニコラ
インテルは4日のセリエA第6節でクレモネーゼと対戦する。クレモネーゼのダヴィデ・ニコラ監督が前日会見で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
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「インテルの攻撃陣がその能力を十分に示していることはよく分かっているし、中盤の豊富なリソースや守備の組織力もある。彼らは長い間一緒にプレーしていて、監督もすでに素晴らしい実績を持っており、自分のアイディアをチームにしっかり浸透させている」
「我々にとってのポイントは、そうした状況をどう覆していくかということ。そして、こういったレベルの選手たちと対戦しながら、どうやって成長していけるかを理解するこだ」
「必要なのは、プレッシャーから解放された自由な発想と、アップから試合終了まで一つのチームとして戦うという自覚だ。相手がボールを持ったときには組織力を、自分たちが持ったときには個々の自信を示さなければいけない。全員が集中し、こういった相手に立ち向かうための努力を惜しまない時、我々は初めて“チーム”になれる」
明日の欠場者は?
「ヴァーディとサルミエントは回復に大きく前進しており、試合に出場できる。パイエロも継続して調子を上げており帯同するが、負荷の管理には気をつけたい。全員が前進していて、途中出場でも力を発揮できるようになるにはもう少し辛抱が必要だ」
アウデロは出場するか。ロマーノ・フロリアーニ・ムッソリーニが先発する可能性は?
「アウデロは帯同しない。大きな問題ではないが、自ら違和感を感じてすぐに止まった判断は良かった」
「ペッツェッラ、ゼルビン、フロリアーニがここまで最も多くの時間プレーしているウイングだ。バルビエリはしばらく離脱していたが、フィジカル面では完全に戻っていて、もっと出場時間を与えたいと思っている。ロマーノが先発する可能性があるし、バルビエリも途中出場するかもしれない。それを私は望んでいる。なぜなら、全員が必要になるからだ」
これまでアウェーでは1トップが基本だった。2トップは今後見られるか?
「それは主に選手の特徴による。ここまではフィジカル的に最も良い状態の選手を使ってきた。ヴァーディも故障前にはすぐに起用していたし、これから出場時間を増やしていく予定だ」
「出場時間が短い選手とも一貫性を持って試合を構築していくために、そういった選択をしている。全員が90分戦える状態になれば、別の選択肢も出てくるだろう。監督としての目的は、選手たちの質をできる限り共存させることだ」