クレモネーゼ戦を控えるインテル
インテルは4日に行われるセリエA第6節でクレモネーゼと対戦する。クリスティアン・キヴ監督が3日に前日会見でコメントを残した。
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「我々はバランスを見つけた。攻撃を試みる際にも、より注意を払っている。私はこの点がうれしい。なぜなら、まずは失点しないことから考えているし、組織されたチームでありたい。失点したくないという強い意欲がある」
テュラムは代えが利かないのか
「カリアリ戦では1時間で下げた。彼には休養も与えていた。スラビア戦では、ラウタロと並べることで相手に問題を引き起こせるコンビだと考えていた。彼は楽しんでいたし、状態も良かった。ただ、ケガは常に隣り合わせだ。彼を失うのは残念だ。重いケガではないが、復帰には少し時間がかかる」
前線はBoLa(ボニーとラウタロ)か、PiLa(ピオ・エスポジトとラウタロ)か
「まだ分からない。明日見てみる。今の時点で私の中にあるのは『La』だけだ。誰を組ませるかについてはアイディアがある。9割は決めた。ただ、それを明かすつもりはない」
週に3試合あるときは今後もローテーションを行うのか
「私にとって『いつも同じ』という概念は存在しない。ゲン担ぎはしない、幻想も見ていない。グループをどうマネジメントするか、それだけを考えている」
「『このGKはチャンピオンズリーグ専用』とか『この選手はカンピオナート専用』といったルールはない。選手たちはチャンスを得るため、それに値しなければならない。全ては私の感覚次第だ。私はエゴを求めていない。求めているのは最大限の献身だけだ。スタメン?それは明日見て分かる」
フィジカルコンディションが改善している
「コンディションは重要だが、私は言い訳をしたことがない。準備期間が短かったとしてもだ。我々のチームは初戦から継続性を持つことができた。時間が経つにつれてキレも増していく」
「ただし、ケガのリスクも高まる。チームは良い練習をしている。私とフィジカルコーチが意見をぶつけることもしばしばある。我々のスタッフは、何をいつ行うかについて敏感に反応できる集団だ。選手たちはすぐに我々のメソッドに順応してくれた」
アンディ・ディウフの現状は?
「アンディには時間が必要だ。彼は最後に加わった選手だが、到着後すぐに起用して報いた。彼は良い練習を積んでおり、成長が見られる。最初は新しいチームへの適応で少し遠慮がちだったが、今ではより関与している。私のチームには、彼を日々サポートする選手たちがいる。彼も徐々に打ち解けてきた。彼にはクオリティと決意がある。そして非常に高い労働文化も持っている。彼にもチャンスは訪れるだろう」
中盤の選手にもっとゴールがほしいのでは?
「まったく満足してもらえないものだね……。私が期待しているのは、チームが勝つこと。メンタリティとモチベーションを持ってピッチに入ることだ」
「我々は自分たちの最高を引き出したいプレーを楽しむこと、カルチョをする喜びを持つことも忘れてはいけない」
「誰がゴールを決めるかには興味がない。私が見るのは、誰がアシストしたか、誰が犠牲を払ったかだ。結果を出すために基準を引き上げたかどうか、それが重要だ」
ボニーはどこまで行けるだろうか
「ボニーはただ先発していないだけだ。君たちはそれを待っているようだが、彼はこれまで何度も途中出場していて、すでに多くの時間をプレーしている。いずれ先発のチャンスも来るだろう」
「彼は良い選手だ。だが、ピオの話ばかりして、彼について言及しなかったと叱られるかもしれないが、みんなは分かっている。私は若手を評価しているし、彼らのエネルギーを信じている。確立されたグループの中で、飢えを持つ若手がいることがどれほど重要かも分かっている」
「アンジーはその一人だ。チームからもリスペクトされているし、評価されている。いつも全力でプレーしてくれる。私にとって大切な存在だし、彼には気持ちがある。彼がどれほどのものを持っているかは分かっている。先発の時が来るのも時間の問題だ。インテルのようなクラブにいることに彼は満足しているし、たとえ2分間の出場でも喜んでくれている。彼はそういう人間だ」