左の創造力、右の得点力
インテルでは、両サイドが“2本の矢”として輝きを放っている。『FotMob』のデータを基に、『FcInterNews』がフェデリコ・ディマルコとデンゼル・ドゥンフリースの活躍を取り上げた。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】ディマルコは昨季途中からパフォーマンスが優れなかったが、今シーズンは開幕から好調で、ここまで16回のチャンスクリエイトを記録している。セリエAで最も多くチームメートのシュートに導いた選手だ。
ヨーロッパ5大リーグ全体で見ても、これを上回るDF登録選手はRBライプツィヒのダヴィド・ラウム(17回)のみ。ディマルコの左足の精度は、まさにチームの大きな武器だ。
一方のデンゼル・ドゥンフリースは、スラヴィア・プラハ戦で今季2点目となるゴールを記録。イタリアに渡って以降、すでに通算24得点を挙げており、ゴール前で相手守備を脅かす存在として定評がある。
同時期に彼以上のゴール数を記録しているDFは、アクラフ・ハキミ(25得点)とジェレミー・フリンポン(31得点)の2人だけだ。
欧州屈指の攻撃性能を備えた両翼を擁することは、インテルにとって大きな強みだ。シーズンを通して2人を良好なコンディションで維持できるかどうかが、チームの鍵となりそうだ。