スラヴィア・プラハに3−0快勝
インテルは9月30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2戦でスラヴィア・プラハに3−0で快勝した。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
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ヤン・ビセック
FcInterNews:6 – 長らくベンチを温めていたが、ついに出場機会が訪れた。チームの構築において右サイドで安定したサポートを見せ、守備では慎重にリスクを避けながらプレー。過度な冒険は控えつつも、エネルギッシュな姿勢が光った。やや熱が入りすぎてイエローカードを受けたが、悪くない第一歩となった。
TMW:6 – 久々の出場で無難に対応。目立つ場面はなかったが、ミスなく試合に入り、今後への期待をつなげた。
ペタル・スチッチ
FcInterNews:7 – 難易度の高いプレーも容易に見せるセンスが際立つ。チームにしっかり溶け込み、個人プレーに走らず連係を重視。それでも適度に観客を沸かせるフェイントや技巧も披露した。決定機では惜しくもブロックされ得点には至らなかったが、ピッチ上で存在感を放った。
TMW:6.5 – 初ゴールには届かなかったが、スムーズな動き出しやボール扱いの巧みさは印象的。ムヒタリャンの代役以上の存在になれる可能性を感じさせた。
ピオトル・ジエリンスキ
FcInterNews:6.5 – 初先発に応えるパフォーマンス。ボール保持率の高い展開の中で自ら主導権を握り、幾何学的なパスで攻撃を設計。華やかさよりも献身性を優先し、チームのためにプレーした姿勢が印象的だった。
TMW:6 – 試合を通してリズムの波はあったが、ボール保持時には信頼のおける選手。控えとしては申し分なく、価値のある存在であることを証明した。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:7.5 – チャンピオンズリーグの舞台で待望の2得点。特に1点目は持ち味が詰まった一撃で、相手の隙を見逃さずに仕留めた。2点目はバストーニ&テュラムの連係から生まれたご褒美のようなゴール。得点以外でも、ボールを収めて味方を活かすなど、リーダーとしての役割を全うした。
TMW:7.5 – ゴールだけでなく、守備への献身やポストプレーでもチームに貢献。相手のミスを突く嗅覚、そして技術とフィジカルを活かした決定力で、真のリーダーであることを証明した。
マルクス・テュラム
FcInterNews:7 – カリアリ戦の悔しさを晴らすように、開始直後から攻撃の起点として機能。相手守備陣を翻弄し、デンゼル・ドゥンフリースへの絶妙なアシストや、バストーニのアシストを導いたヒールパスなど、随所に高い技術と判断力を見せた。
TMW:7 – 自らの得点はなかったが、攻撃を演出し続けた。パワーとテクニックの融合で圧倒的な存在感を発揮し、インテルの前線を牽引した。
アンジェ=ヨアン・ボニー
FcInterNews:6 – 出場直後から積極的にボールを要求し、パスの受け手としても機能。意欲的なプレーを見せるも、いくつかの場面ではうまく噛み合わなかった。とはいえ、試合にすぐ溶け込もうとする姿勢は評価できる。
TMW:6 – サイドでの仕掛けやトリッキーなフェイントを見せ、短い時間ながらも存在感を発揮。成長の一歩として前向きな内容。