CLスラヴィア・プラハ戦に臨むインテル
インテルは30日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2戦でスラヴィア・プラハと対戦する。クリスティアン・キヴ監督が29日に試合前日会見と『スカイ』でコメントを残した。
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「勝利と敗北の間には、紙一重の違いしかない。ウディネーゼ戦やユヴェントス戦でも内容は悪くなかった。変わったのは勝利という結果、集中力の高さ、試合を支配しようとする意志だ。このチームは、ここ数週間で得た結果にふさわしいプレーをしていたと思う」
スラヴィア・プラハ戦で気をつけるべきことは?
「彼らは強度が高く、多くの選手がペナルティエリアに入ってくる。危険な相手だし、フィジカル面でも技術面でも質がある。注意深く試合に入って、我々のカルチョをしていかなければならない。彼らの長所を封じ、自分たちが主導権を握る必要がある」
明日はゾマーが復帰?ボニーの出場は?
「スタメンを全部知りたがっているね……。ゾマーは出場する。そこまでにしておこう。我々には質の高い選手がそろっていて、みんながしっかりとトレーニングを積んでいるから、私の選択を難しくしてくれている」
ディマルコが自信を取り戻す助けをしてくれたと感謝している。ハカン・チャルハノールにも同じようなことを?
「監督の仕事は選手に信頼を与えることだ。それ以外の部分は選手たちの功績だよ。外で何を言われようと関係ない」
「重要なのは、我々がここで取り組んでいるフィジカル面とメンタル面での仕事だ。主役はピッチに立つ選手たちであり、彼らがレベルを引き上げ、自己中心的にならずにチームを助けようとする姿勢が大切だ」
次の成長ステップとして何を期待しているか
「継続性と、常に最大限の集中。謙虚さを持ったこのチームは、主導権を握り、常に自分たちのカルチョをしようとする姿勢で、成長してきた。相手が難しい局面をつくってくる中で、我々はその瞬間を理解し、バランスを保ち、無駄に苦しまないようにしながら勝利をつかむ、冷静さと効率性が求められる」
直近3試合は1失点だけ。それ以前は6失点していた。何を修正したのか
「プレスのかけ方、ボールを失った後のプレス、セカンドボールへの反応、集中力…そのあたりの精度が上がっている。もちろん、相手もいるので失点の可能性は常にあるが、我々のポジショニングや、相手のビルドアップへのプレッシャー、ボール保持者への個人対応が改善されている。それはずっと求めていたことだし、選手たちの誇り、プロ意識がそれを引き出してくれた。彼らはカンピオーネとして、その違いを見せてくれている」
チャルハノールは出場停止明けからずっと出ている。バレッラが代役を務めた試合もあった。プレーメーカーの選択肢は?
「ジエリンスキもいる。彼らはクオリティが高く、ポゼッションや理解度、経験の面でも優れている。どの選手も成熟していて、選ぶのが本当に難しい」