コミュニティもよろしくお願いします【Discordはこちら】

【インテル採点】チャルハノールの評価は? イタリアダービーの敗因は…

新戦力アカンジは及第点

インテルは13日、セリエA第3節でユヴェントスと対戦し、3-4で敗れた。イタリアメディアの主な選手採点を紹介する。

Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】

インテル、ユヴェントス戦の主な採点

ヤン・ゾマー

FcInterNews:4.5 – 2週間前のアッタのゴールに続き、この試合でもユルディズのシュートに対して対応が遅れ、ボールへのアプローチも甘かった。テュラムのヘディングにも反応が鈍く、アディショナルタイムにはアジッチにやられた。4本の枠内シュートをすべて失点につなげており、守護神としての信頼を揺るがす内容。
TMW:4.5 – ケリーのボレーは仕方なかったが、ユルディズのシュートにはもっと対応できたはず。実際に触っているだけに悔やまれる。アジッチのゴールに対しては明らかに遅れを取っていた。
SportMediaset:5 – 距離のある2つのゴールに対して、もっと何かできたのではないか。

マヌエル・アカンジ

FcInterNews:6.5 – 加入間もないにも関わらず、すでにチームに馴染んでおり、グアルディオラのもとで得た経験を活かしてビルドアップでも貢献。味方からの信頼も厚く、多くの場面でボールを預けられていた。
TMW:6 – キヴは即座に先発起用し、その期待に応えた。序盤から落ち着いたプレーを見せ、実力を証明した。ミスもあったが、全体としては及第点。
SportMediaset:6.5 – 右サイドで攻撃に積極的に絡み、数的優位をつくり出すなど、すでに戦術に順応している印象を与えた。

ハカン・チャルハノール

FcInterNews:7.5 – ユルディズへの不用意なボールロストからCKを献上し、先制点を許す原因となったが、その後は左足で見事な一撃を放ち同点ゴールを決めた。さらに65分には素晴らしい右足のミドルで2-2とし、圧巻のパフォーマンスを見せた。
TMW:8 – 序盤のミスを自ら帳消しにする2ゴール。いずれも芸術的なミドルで、チームの流れを変えた。
SportMediaset:7.5 – 圧倒的なボール支配の中でなかなか相手エリアに侵入できない展開でも、2本のミドルシュートを2度突き放した。シュート精度が試合を左右した。

カルロス・アウグスト

FcInterNews:6 – カルルの攻撃参加が限定的だったため、敵陣でプレーする時間が長かった。ただし、裏を取る動きは封じられ、主にボール回しに終始。カルルのシュートをブロックした守備、チャルハノールの得点につながる場面での組み立ては良かった。
TMW:6.5 – ディマルコに代わりサプライズ起用だったが、その理由を前半から示した。ゴールを防ぎ、チャルハノールのゴールをアシストするなど、十分な貢献。
SportMediaset:6 – 左サイドで良い推進力を見せ、ユーヴェ守備陣に圧力をかけた。チャルハノールの1点目をアシストした。

マルクス・テュラム

FcInterNews:7 – 主導権を握ろうとする意欲にあふれ、スピードとパワーで相手を翻弄。ユヴェントス守備陣にとって唯一の脅威となっていた。チームメートのためのプレーも際立ち、ヘディングで勝ち越し点を奪う献身が実を結んだ。
TMW:6.5 – ラウタロとの2トップでは連係に難があったが、単独でのプレーになると持ち味を発揮。勝ち越しゴールで存在感を示した。
SportMediaset:7.5 – 前線を縦横無尽に動き回り、一人で攻撃を成立させるほどの存在感。チャルハノールの同点弾を引き出すヘディング、さらに自身の得点と、攻撃を牽引した。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:5.5 – 意味のない展開、意味のない敗戦。アリアンツでこれまで見せていたような主導権を握る試合とは程遠く、守備陣形が整っている状況で失点を重ねたのは深刻。交代策で持ち直し、一時逆転に成功するも、再び守備が崩壊し敗戦。心理的な問題以上に、守護神の人選を含めて、構造的な再考が必要。
TMW:5.5 – 大一番で、インザーギ時代の“安心感”に頼った起用(アカンジの先発など)を見せた。途中出場の選手起用も功を奏したが、終盤の失点で勝ち点を逃し、内容に見合わない敗戦となった。
SportMediaset:5.5 – 高い位置でのプレスとポゼッションで試合を支配する意図は見えたが、集中力の欠如が目立ち、2戦連続の敗戦に。まだ3節とはいえ、順位的にも不安が残る内容。

ユヴェントス対インテル:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

この記事が気に入ったら
フォローしてね!