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カペッロ「チャルハノールは歩いていただけ。バレッラも凡庸だった」

ユヴェントス戦を前にしたインテルの不安要素は?

ファビオ・カペッロが『スカイ』の番組に出演し、インテルの中盤について語った。『FcInterNews』が取り上げた。

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13日のセリエA第3節では、ユヴェントス対インテルのイタリアダービーが行われる。カペッロは、インテルの中盤に不安があるようだ。

この夏に移籍の噂が続いたハカン・チャルハノールについては、次のように語った。

「私はチャルハノールをずっとヨーロッパの、すなわち、世界でもトップ3に入るMFの一人だと見なしている」

「トルコ代表対スイス代表(0-6でトルコが敗戦)の試合を観たが、その時のチャルハノールはピッチをただ歩いているだけのように見えた。闘志がなく、プレーに気持ちも感じられず、リズムもなかった」

「おそらく、彼の頭の中に何か心配事があるのだろう。もしかするとピッチ外のことかもしれない。それはフィジカルの問題ではなく、メンタルの問題だとキヴもほのめかしていた。インテルのティフォージと監督にとっては、明日の試合で彼が本来のプレーを見せてくれることを願うしかない。彼はインテルにとって非常に重要な選手だ」

また、イタリア代表から戻ってきたニコロ・バレッラにも触れている。

「イスラエル戦ではまったく満足できなかった。凡庸な試合内容だった。バレッラはチームにリズムを与え、仲間に良い模範を示す選手だが、イスラエル戦ではいつものバレッラには見えなかった」

「インテルの“魂”とも言えるこの2人は、今は本調子とは言えない。彼らは万全な準備ができていなかったことを考慮する必要があるが、どちらのチームもクラブワールドカップを終えての参戦であることも評価に加えるべきだ」

そして、クリスティアン・キヴ監督の課題について語った。

「彼の挑戦は、選手たちにPSG戦での敗北を忘れさせることだ。我々は2つのまったく異なるインテルを見てきた。トリノを破った素晴らしい試合をしたチームと、次のウディネーゼ戦で敗れたチームだ。闘志も、献身も、プレーもなかった」

「私は、選手たちの頭の中に何かあると思っている。キヴがやるべきことはまさにこれだ。彼らの頭の中に、まだミュンヘンでの敗戦が残っていないことを願いたい。というのも、それまではインテルは素晴らしいカンピオナート、そして見事なチャンピオンズリーグの道のりを歩んでいたからね」

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